春の交通安全 王子様がやってきた
2005年 04月 08日スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」
2005年 04月 07日1度スーパー歌舞伎とやらを見たいとは常々思っていたけど全くご縁が無くて今日スーパー歌舞伎デビューです。今回のスーパー歌舞伎は市川右近と市川段冶郎のダブルキャストでどちらが当たるかはお楽しみ、というか招待だったので選べませんでした。今日の主演は段冶郎さん。あらすじはともかくまず衣装が素晴らしい。美しい、可愛い…。基本的に和服でしょうがそれぞれに刺繍が見事です。最初の皇帝様が出てきたときに感激したけど何といっても、熊襲国(こんな字でいいの?)の頭兄弟の背中に背負ってる蛸と蟹。すごいですよー。言葉では言い表せない。そして音楽、邦楽あり洋楽ありで耳に心地良い。舞台の上でも決め所はちゃんと見得を切り(?)日舞を踊り、ラインダンスのように踊り、アンサンブルの人たちは中国雑技団かJACのようにくるくるバクテンし、このパフォーマンスというかエンターテインメントというか天晴れ状態。2階席で調度花道の真上だったので、花道では何をしているかさっぱり見えなかったけど、ラストのフライング目の前で(2m前届きそう)ゆっくり止まってこっち見てニコッ(とはしなかった?)で花道見えない帳消しか?段冶郎さんがでかいのか右近さんが小さく見えてしまいましたが、右近さん主演も見てみたいよ。衣装も完全に別デザインのようですよ。こんなに楽しめる舞台というのは久しぶり。2回の休憩挟んで4時間半と聞いていたのでどうなる事やらと思っての臨みましたがなんてことない、目の離せない4時間半でした。ヤミツキになりそう。今日は「マスク2」のジャパンプレミアでタッキー&翼が歌ったらしい。でもやめてスーパー歌舞伎で正解です。Aさん、又行きましょう3階席でいいから。
「インファナル・アフェアⅢ 終極無間」
2005年 04月 06日お待ちかねⅢですよ。公開は意外と早かったね。1年半で3本やっちゃうところが香港映画なんだなあ。設定上既にラウ(アンディ・ラウ)以外は皆死んでしまっているから何が起こるんだろうと興味津々。でもヤン(トニー・レオン)もキャスティングされているしそのほかの死んだ事になっている人たちもそのまま出るんだから過去なのよね。新たに出演してきたヨン(=ぺ じゃないよ)もこいつ何者だ!と思わせて最後なるほど…とうならせてくれた。それもレオン・ライがやってるんですよ。メガネかけて。とにかく潜入と潜入と潜入と潜入と…みんなが潜入で一体誰が何のために潜入しているのか、結果的にはヤンのためみたいですが男の友情(?)に涙です。私は勿論泣きませんが、会場内ですすっているような気配があっちこっちであった感じ。アンディの涙キレイでしたよ。ケリー・チャンは涙が鼻水になっちゃって映像的にちょっと残念!でも流れから行って撮り直さなかったのでしょう。ケリーとトニーのキスシーンは情熱的でした。現実か夢かは誰もわからないけど。トニー・レオンは子犬顔で切ない感じがするのよね。ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書けないけど、オーラスはⅠの最初のシーンです。ヤンとラウがお店で出くわすところ。監督さん考えましたね。Ⅱのイケメンたちももう少し出してくれるともっとうれしかったのに。なんて贅沢か?ラストでラウは自殺するのですがこれまた生きてたんだなあ。教訓『運命は人を変えるが、人は人生を変えられない』納得。★★★★☆