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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「真夏のオリオン」

「真夏のオリオン」TOHOシネマズ六本木ヒルズで鑑賞
「真夏のオリオン」_d0020834_155812.jpg

TOHOシネマの日。
「ハゲタカ」のチケットが前日のうちに完売だったので、「Tー4」の前にこちらを。
大まかに言えば戦争映画だし、特に魅力的な人が出てないしと思っていたけど、堂珍くんちょっとみたいかも…くらいの軽い気持ち。
ところが、このために8kgも減量したという玉木くん、これがなかなかで、ちょっと私はいっちゃいそうでした。
もちろん、この作品自体、この艦長の人柄を描いたものなので根っからの軍人なのにこんなに暖かい心を持った人も実際に世の中に存在はしたのでしょう。
しかし、それにしても、人を人としてみる心の広さとか敵との勝負強さとかかなり完璧に近い姿で描かれているのが今までの戦争ものとは少し違うように思えました。
普通、戦争映画では戦争にまい進してこそ完璧な軍人として描かれることがほとんどだからです。
武器としての回天も使わずに軍に戻るということは普通ならば始末書モノと思われますが、人間として生きるということを諭す姿がいかにも人間らしかった。
でも艦長にしたら若過ぎる感じ。
それと、ほとんどの人が髪の毛が長い。
襟足は短いのにスポーツ刈りでも坊主でもない。
戦争中にこれはないよ、って思いました。
潜水艦映画にハズレはないというのでいつもついついみてしまいますが、自分よりも年上の隊員たちを上手に仕切る玉木艦長の姿には誰でも惚れてしまうと思いました。
逃げ場のない閉塞された空間に一緒に閉じ込められて追い詰められた雰囲気も少し味わうことが出来た気がします。
★★★★★★★☆☆☆
by chikat2183 | 2009-06-14 22:33 | 映画2009