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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「GOEMON」

「GOEMON」試写会 一ツ橋ホールで鑑賞
「GOEMON」_d0020834_21314023.jpg

これは豪華ないい男祭り。
(いい女もたくさんいたみたい)
とにかく、あれまあれま、出てくる出てくるいい男たち。
「こんな時代劇みたことない」ってコピーだったと思うんですが、みたことなくもない気もするんです。
あまりに沢山映画をみていると新鮮という感じはあまりしません。
超大作という意味で、スケールの大きさはわかるし、過去と現代的センスが入り混じっているのもとてもよくわかるんです。
でも、どこかで見たことがあるぞ~みたいな気持は最初から最後までずっと持ってました。
さて、それが何なのかはよくわからないけど、「戦国自衛隊」かもしれないし「座頭市」かもしれないし「300」かもしれないし「中天」かもしれない。
現代と昔が一緒になってる作品って以外に沢山ある気がします。
衣装とかセットとかいいんですけど、CGが多すぎて役者がうまく活かされてない気がしました。
そんなところがこの作品映画の試写会だったの?という印象。
紀里谷監督の前作「CASSHERN」は未見ですが、酷評されていた記憶があります。
で、それがどうしてだかはわからんないのですが、普通の日本人が、この映像を映画として受け入れられなかったからなんでしょうね。
とにかく映画というよりゲームをみてきました、という印象。
メイクもすごいので役者の命の顔がかえられちゃってる。
まあ江口あんちゃんはいいですけど、玉鉄とかもったいない。
みんなカラーコンタクト入れてるから表情も変わってる。
大体の役者さんは少し時間がたてば(1~2分)誰だかわかるんですが、瞬間的にわからないひとも結構いて、とうとう私は中村橋之助は最後まで分からなかった。
連れは一発で分かったっていうんだけど私は最初から最後まで韓国人のシン・ヒョンジュンに見えてて、それ以外の人がやっているとは思えませんでした。
完全に思い込みなんだけど、まさかシン・ヒョンジュンだって日本語あんなにしゃべれるはずないから韓国人でないことは分かっているのに、そんな観方も面白いかななんて勝手に思ってました。
韓国人で出てたのは、チェ・ホンマンだけなんだけど、彼は彼でゲーム感覚という枠の中にすっぽりはまっているようでした。
ゲームの実写版というのではなくゲームそのものなのでたぶん、私たちの年代で限界でしょうね。
たぶんうちの両親のような年齢では何もわかるものがないと思います。
歴史変えてるし。
でもそういう風に見ていれば嫌いじゃないなあ。
役者さん達が無駄使いされているけどそれなりに楽しそうだし、個人的には受け入れられるけど、客観的に見たらやりすぎ感はあります。
大沢たかおの奥さん役の恵痲ちゃんはちょっと…(若すぎ!)ではないでしょうか?
★★★★★★☆☆☆☆
by chikat2183 | 2009-03-31 22:56 | 映画2009