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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「ダウト ~あるカトリック学校で~」

「ダウト ~あるカトリック学校で~」シャンテシネで鑑賞
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これは話の筋がどうのとか、内容がどうのとかいうのではなく単純に俳優の演技をみるための作品。
若い人じゃ飽きちゃうだろうなあ。
カトリック学校という閉ざされた世界の中で抱いた疑いをどのように追及するかではなくしてみるかという、ある意味人間の好奇心と正義感が入り混じったような。
誰を信じるかが問題。
メイル・ストリープは「マンマ・ミーア」のぶっ飛んだママさんから一転、本来のおっかないおばちゃんとなっておりました。
おばちゃんとはいうものの、修道女であり、校長だから、何一つまがったことがダメなわけで、自分の中で線を引いた良いことと悪いことがはっきりしてる。
だからダメ出しした事についてはとことん追求していこうとするわけだけれども、この話日本でいえば橋田ドラマのような究極の長セリフ。
この校長先生の一言ひとことが観客にとってもずっしり重たくのしかかってくるのです。
対するフィリップ・シーモア・ホフマン。
これまた何とも言えない神父さんで、単純にみたら信望も厚い普通の神父さんだけれども、こう、疑ってしまえば限りなく悪い。
このどっちつかずの立場を無難にこなすあたりさすがというしかありません。
結局この疑いは晴れずに終わるわけで誰もいいやつだか悪いやつだかわからないって終わってからもすっきりしないんです。
疑いのまなざしで見たらば…が前提にあるものだからたぶん疑いのまなざしで画面を見ている人がほとんどなんでしょうね。
また、証拠も確信もほとんどないわけ、単純に疑ってのぞいてるって感じで、今でいえば家政婦みたいなもんですが、そこまで見せてくれてないし、もやもや感が募るばかり。
カトリックの世界ってカトリックの人たちに言わせればプロテスタントよりも単純で簡単って言うんだけど、おプロテスタントで育った私にとっては不思議な世界なんです。
プロテスタントの牧師さんってカトリックの神父さんたちよりか、俗っぽい感じしますから。
ま、私みたいにいい加減な人間ができるのはプロテスタント育ちってことがあるのかもね。
厳格でない育ち方をしたのでこんな人間になりました。
頌栄の讃美歌とか、主の祈りとかバッハのオルガン曲とか、礼拝で聞きなれたことが懐かしく思えました。
すっかり離れちゃってるけど…。
★★★★★★★☆☆☆
by chikat2183 | 2009-03-14 22:19 | 映画2009