「フェイク シティ ある男のルール」
2009年 02月 02日ジェームズ・アルロイの複雑に仕組まれた脚本って好きなんだけど、私はこれはいまいちでした。
ちょっとわかりにくいのです。
みんな悪徳刑事と思っていればわかりやすかったかもしれないけど、ドイツもこいつも潜伏、潜伏、潜伏と来て殺されてたんじゃ行きつくところがないようで。
暗い画面に黒人って苦手なんですよね、区別がつかなくて。
それに対して、キアヌの役はアル中デカみたいな、それでいて熱血漢で、上司にいいように使われてて、どうしようもないやつみたいな扱い。
キアヌの精悍さも感じられなくて、画面暗い上に黒人ばかりで顔の区別がつかず、わかりにくかったです。
フォレスト・ウィテカーは上司=悪役ってすぐばれちゃうような役で、それは脚本の狙いだかどうだかわかりませんが、それでいいのかなあ。
クリス・エバンスはまあ、そんな感じ、かわいくていいやつなのに、かわいそう。
で、銃撃戦のすごさとか、死体のボコボコさとか結構凄いものはあるんだけど、はまれなかったのは私だけなんですかね?
期待したほど?で何か後味も良くなくて残念な作品でした。
キアヌ、次は笑え!
★★★★★☆☆☆☆☆