「ヒーリング・ハート」
2009年 01月 31日2000年/香港 中国 原題/侠骨仁心
日本未公開
せっかく香港映画をやっているのだからトニーの作品もみておかないと。
ということもありますが、あいている時間でみられる作品がこれしかなかったというのもあります。
2000年公開なのでその前の撮影、10年前のトニーがとにかく素敵。
渋さそのまま、すーっとした表情が私の心を鷲掴み(殴)
表面的には医療ドラマ。
だけど、恋愛模様はなるべくしてなったという読める筋書き。
最後には病気。
なんか、韓国ドラマや韓国映画を思わせるストーリーなんですけど、飛び込んでくるのが広東語なのでそう思ってしまうのは私だけということにしておきましょう。
トニーは当然お医者さんなんですが、はじめ冷血な悪徳医師かと思ったわけ。
そういうドライでクールな1面もあるけど、実は誠実で有能な医師というキャラクターみたいでした。
意外に白衣も似合うしね。
ストーリー的に、植物人間状態で意識のなかった女性が奇跡的に(というう表現を作品中でも使っていましたが)普通に生活できるってどう?
なんかすごく魅力的な女になっているんです。
それと最後の脳腫瘍さえ許せれば。ドラマ的にはちゃんと作ってあるし、時の流れとか感情表現とかきれいにできているのでいいと思います。
そしてあのキスシーン。
久々に印象に残るもの。
重たくなくて意外にもあの軽さが回数で表現されてるって、香港式?