「ビューティフル・サンデー」
2008年 10月 23日2007年/韓国 原題/뷰티풀 선데이
2つのストーリーが交差しながら並行して進んでいくサスペンス。
2つの話のつながりはラストで判明。
それまでは全く絡まる様子もなく、頭がごちゃごちゃ…。
ラスト、なるほどね…、と感心しました。
主演の二人が全く違うキャラクターに感じられたので結びつかないと思うのですよ。
パク・ヨンウ演じる刑事は「甘く殺伐とした恋人」の教授や「私の小さなピアニスト」のピザ屋の店長のイメージで刑事やっているし、ナムグン・ミン君はちょっと神経質そうな雰囲気の若者で、この二人がいつの時間帯で生きているのかも全くわからないのでなぞは深まるばかり。
時折、ちょっとしたヒントになるようなシーンも組み込まれているようですが全く気がつきませんでした。
ナムグン・ミンはほぼストーカーだし、勢いで強姦してしまう犯罪者。
この主人公一人の女性を愛し続け一途なんだけど、どこか人生の道を踏み外しているところが痛々しい。
作品としては面白いけれども、女性とすれば、気がつかない方が悪いけど、男の怖さすら感じさせられる作品でした。
スチールの画像、こんな一緒に映っているシーンがあったのですね。
どうしてなんだろう。
わかるようなわからないような。
基本的に一緒に存在しないから…。