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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「おくりびと」

「おくりびと」試写会 丸の内ピカデリー2で鑑賞
「おくりびと」_d0020834_2034335.jpg

原作は何かということも知らなければ納棺師という仕事も知りませんでした。
葬儀屋の話だとずっと思っていました。
納棺師そういう仕事あるんですね。
あんなふうに納棺の仕事見せられると素晴らしいと思うのですが、実際には葬儀屋の仕事なので結構いい加減だよね、あの仕事。(葬儀屋のコト)
病院ですでに体洗ったり化粧したりしてくるし…。
葬儀屋さんによってやり方違うし、宗教なんかによってもまったく違いますもの。
それから住んでいる地方の風習、それも大きく影響してきます。
納棺師の仕事って隙間産業だと山崎努ふんする社長さんが言っていましたが、確かにそうですね、葬儀屋さんが手狭な時に代理立てるってことですものね。
なんか不思議な世界、だけどそれがまた厳粛に美しく描かれているので好感は持てましたが、実際にはあんなに美しいものではありません。(そういう場面に何度も居合わせて経験したということ)
死人役の役者さんが若い人ばかりだし生々しさがないの、体温感じちゃったのです。
だから逆に映画だと割り切れました。
人間より、人形使ったほうがよかったのではないかと思いました。
死ぬ人が若い人が多かったし。
こういう言い方はいけないけど、実際に病院で苦しんだ老人ってきれいじゃないですもの。
モックンは、なんでもできる役者だと思うし、いいと思いました。
チェロを弾くシーンなんかすごく感動しちゃって、すごい猛特訓したという記事も読んだし、あんなオーケストラの中に入ってしっかり指も動いていたし素晴らしいと思いました。
きっとこんな納棺師なんて役ができるのはモックンかオダギリくらいしかいないな~なんて思ってました。
笹野高史さんはもちろん上手なんですが、それよりも注目すべきは余貴美子さんでした。
とにかくすごいよ。
でもどうしても許せなかったのは奥さん役の広末さん。
もう若くないから、あのしゃべり方はやめてほしい。
本当にあんな話し方なんだったら女優さんなんだから普通に喋れるように訓練してほしい。
ぺたぺたくっついてくるような、自分はかわいいアイドルなのよ、と言っているようなあのしゃべり。
若い人たちのラブストーリーとかならいいかもしれませんが、コメディタッチでつくられているものの、割と真面目な作品なのでマッチしてなかった気がします。
奥さんとしての行動も発言も気に入らなかったし、それは脚本のせいとはいえ彼女が演じているからますます気に入らない。
「あなたお掃除してないでしょ?」
ってセリフ、一番気に入らなかった。(変な所に敏感に感じてしまいました。)
2時間越えの作品ですがモックンの力でかなりひっぱっていますので飽きずに見られました。
伊右衛門つながりでりえちゃんとかでもよかったのでは?
協賛が伊右衛門だったのでお土産に伊右衛門くれるのかと思ったけどなしでした。
がっかり。
★★★★★★☆☆☆☆

余談
TVで大宅映子さんが「こんな儀式見たことない」って言ってましたが、私もないです。
大宅さんはそれなりにいろいろ経験も多いと思うからそれが一般の人の本音だと思うんです。

今の家でおばあちゃんが亡くなったたとき、エレベーターに棺が入れられないので、それらしい儀式をした後(超簡単)葬儀屋さんが遺体を抱きかかえていきました。
あとは全部こちらでしますと葬儀屋さんが言っていました。
病院でおしゃれなワンピースに着替えていたので葬儀屋さんは装束は脇に置くだけにします。
と言っていました。
4年前浜松でおじいちゃんが亡くなったとき、飾られた祭壇の前で装束を着せられたじいちゃんが普通の布団に寝かされていた。
2日間、私はその横で寝かされた…あまり気持ちのいいものではないけど、火葬場へ行く寸前にそのまま葬儀屋の手によって棺に納められた。
あそこは自宅でお通夜、と葬儀をやったのだけれど、遺体は布団に寝かされた状態がずっと続きました。
もう儀式は済んでいたのね。
5年前茨城でおばあちゃんが亡くなったとき、100歳の年寄りが自宅で老衰だったのでみんなが、茨城の家に着いた時には既に棺に納められ、祭壇の中に埋もれていた。
どういう状況かはさっぱりわからないけどその後祭壇を解体して葬儀場のほうで同じ祭壇が組まれました。
ここの土地に新しくできた斎場でこのばあちゃんが初めてのお客さん。
葬儀場で葬儀をする、この土地にしては画期的なことだったのです。
みんな天国で楽しんでいるのかなあ…。
by chikat2183 | 2008-08-27 23:02 | 映画2008