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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「この自由な世界で」

「この自由な世界で」試写会 ニッショーホールで鑑賞

ケン・ローチ監督の最新作。
個人的にこの作品が秀逸だという意見とか、内容とか理解できませんでした。
私にはちーーっともピンと来るものが何もない。
移民の不法就労の斡旋でピンはねって、日本では入国の規制がきついので全く身近な話題ではないのでシビアな話なのに別の世界の話にしか思えませんでした。
そんなことではいけないのかもしれないけど、この主人公の貪欲さにどうもついていけないし、終盤に急展開で起こる事件も金で解決しちゃったし、あーめでたしめでたしだね、としか思えなかったのです。
主人公のシングルマザーのどなりまくる声とか、聞き苦しいというか、必至という演出なんでしょ言うが、もううるささしか感じられない。
他人の忠告に耳を傾けることもなく、ただひたすら突き進んでいきますが、息子に対する愛情もさほど感じられなかったし、その前に働く、生きる、ということに必死過ぎて、疲れてしまいました。
面白い作品でもないし、監督が何を投げかけたかったのかがまずわからなくてそのメッセージを受け取ることができませんでした。
いい作品だった、と言ってしまうのは簡単。
そういう風に理解するのは難しい。
どういうところが秀逸なんだかわかりやすく教えてほしい。
また、私が理解できないだけのおバカさんだったの?
★★★★★☆☆☆☆☆
by chikat2183 | 2008-08-13 22:10 | 映画2008