「東京オンリーピック2008」完成披露試写会
2008年 07月 06日(C)2008 東京オンリーピック連盟/国際オンリーピック委員会
「スキージャンプ・ペア」の真島理一郎監督の最新作。
とはいえ「スキー・ジャンプ・ペア」は未見です。
そして真島監督の作品はもちろんあるのですが、彼の総指揮による15組のクリエイターによるショートフィルムが集まって完成された今年の夏の裏北京オリンピックといえる東京オンリーピックです。
あえて、これは鑑賞といわず参加型の観戦といって欲しいという真島監督のオコトバ。
よくもまあここまで馬鹿馬鹿しいというかおバカというかこういうものを作り上げた皆様に脱帽です。
15組のクリエイターの皆さんのなかでも9人の監督さんたちの舞台挨拶もあって、皆さんの真剣な制作意欲には頭が下がります。
皆さん本当にお若くて真面目でこれからの世界の映像の世界に大きく羽ばたくお方たちなのでしょう。
どの作品をどうとってということはあえてしませんが、どの作品も個性的なつくりで飽きません。
飽きませんというとマイナスな表現になってしまいますが、そうではなく彼らの作る映像の表現方法が個性的なので自分の発想のなさが情けなくも感じるのです。
まさに映画は監督が作るもの。
それがこういうことなのだと納得させられる完成度です。
実写の部分に出てくるタレントさんたちにも大注目。
今回期間限定で劇場で上映されることになったわけですが、外国のクリエイターが作った作品は残念ながら上映されません。
ただし既に発売が決まっているDVDには納まっているそうですが、それでも収まりきらない時間の長さに、最近では珍しい、途中10分間の休憩も入っています。
TV観戦中のCMタイムと思うようなほっとした瞬間。
もちろんおうちでDVD観戦もいいのですがこの機会に劇場でみる事をお勧めします。