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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「ブレス」

「ブレス」試写会 TOKYO FMホールで鑑賞
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作品がいいとか悪いとかそういう問題ではない…キム・ギドク…とにかくいつも心臓をつかみとられるような衝撃。
これははまったら抜けられないという感覚も嘘ではないと思います。
色彩も鮮やかに、とにかく印象深い作品。
恐るべしキム・ギドク。
内容はわかりやすいのですが、いったい一番言いたかったことが何なのか、というところまでは理解できませんでした。
色々な要素を含みすぎています。
死刑囚にあるのか、夫の浮気に我慢しかねた主婦にあるのか、刑務所にあるのか、はたまたミュージカルもどきにしてしまったということか。
今回も、主演のチャン・チェンはセリフなし。
どんな韓国語しゃべるのか興味深かったけど、絶対にしゃべらないかもしれない疑惑もずっと持ち合わせていてそっちが的中。
チャン・チェンが主演ということになっているけどどちらかといえば主導権をもっているのはパク・チア。
女優さんとしてのキャリアも不明なんだけどキム・ギドクの次回作、あのオダギリジョーが主演している비몽にも出演しています。
ミュージカルもどきというのもなんだか普通に素人の歌だし、とっても下手。
またそれがいい味だしているのですが、顔も普通だし、そういうのが魅力なのか、やっぱり何者か気になります。
見終わって感じたことは、みんながそれぞれに色々な形で愛を持っているということでした。
ラストの家族愛もほほえましいし、雑居房の囚人たちも彼に対して憎しみやねたみではなく愛情を持っていたということ。
彼が最後に殺される時の満足げな涙が、手をかけた雑居房の囚人たちも満足した安心感がしリアスなラストなのになぜか温かさをも感じさせてくれました。
そしてどんどん激しくなっていくラブシーンもとにかく、キム・ギドクの世界にどっぷりはめられたというしかありません。
「息」という題名もいろんな意味を含んでいるしその息使いが自分からはっしているような変な感覚。
とにかく、一度は味わっておいても損はないキム・ギドクの映像世界でした。
★★★★★★★☆☆☆

キム・ギドクを検索しているうちに見つけたオダギリのスチール。
張っておきますのでお好きな方、どうぞ~。
「ブレス」_d0020834_1174970.jpg

by chikat2183 | 2008-04-23 23:29 | 映画2008