「ハーブ」
2008年 04月 20日
知的障害の女の子の初恋と周囲の人々の温かさをさわやかに描いた作品。
主人公の20歳の知的障害者をカン・へジョンが熱演。
登場したとたんにいつもの彼女とは雰囲気が違っていて、違う人のように見えたのですが、それはどうやら役作りのために相当痩せていたせいと髪型なのでしょう。
作品中にその事実を説明するシーンがあったのですが、医学的な根拠があるんですね。
そういえば、我が社のダウン症のOくんはいつもガリガリくんです。
もともと消化器も弱いらしいけど、「食べてはいけない」って事実があるんですね。
のっけから、ファンタジーの雰囲気がぷんぷんとにおいんですが、それは彼女の知能年齢が7歳で、空想のお姫様の世界に浸っているからなのですが、でもCGはともかくVFXまで使う必要はあったのか、まあ、大したことじゃないけど、シーンそのものが浮いちゃっている気がしました。
でも、ディズニーのお姫様のコスプレ楽しそうだったけど。
相手役のチョン・ギョンホ。
よく見る顔なんですが何に出ているかわからなくてプロフィールとか見たけど、結局初めてみた俳優さんだったようです。
まだ20歳そこそこで若いですが、同じく韓フェスで「暴力サークル」かなんかで主演しているみたい。
でも暴力ものでみたいと思わないからDVDまちですね。
すごく元気だったオンマがいきなり余命1か月になってしまうのは韓国映画らいいというか、無理やり感がありますが、このオンマがとても上手でいい作品になったと思います。
それと友達の生意気な女の子、生意気過ぎてすごくかわいい!!
作品のなかで一番気に入ったキャラクターだったかも。
最近すごく気になっていたのが「ハッピーバースデー」の歌。
韓国語で「センイルチュッカハムニダ~」って歌いますが、「ハッピバースデディア〇〇~」ってところがとても気になっていたんです。
今回は「사랑하는 우리 친구」
サランハヌンウリチング=愛する私の友達
って歌ってました。
사랑하는まではいつもわかっているんだけど、名前が入っていたり、家族だったりいろいろ聞こえてくるから本当は?っていつも思っているんです。
よくうたっているシーンありますよね。
それから字幕の「目の前」って言葉、눈앞(目の前)だと思うじゃないですか、なんと코앞(鼻の前)って言ったの聞き逃さなかった。(エライ!)
微妙に違う表現があるんですね。