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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「まぶしい日に」

韓流シネマフェスティバル2008春「まぶしい日に」シネマート六本木で鑑賞
「まぶしい日に」_d0020834_11451151.jpg

名優パク・シニャンの親子(?)愛を描いたドラマ。
この、パク・シニャンの演技をも食ってしまった天才子役ソ・シネちゃんの名演が光ります。
泣きの演技も多いですが、具合が悪くなったりアッパ(パパ)を思う気持ちが人一倍強い難しい少女の役をこなしています。
この子、ドラマ「ありがとうございます」に出ているそうです。
ナビDVDをいただいたのですがまだみていないので、近いうちにみてみようと思います。
とにかく、この子が自分も泣くけど観客も泣かせます。
号泣とは行かないまでも泣かされました。
子供の気持ちに入り込めちゃいました。
パク・シニャンはいかさま賭博師なのですが、ある日突然「あなたの子供です」といって見ず知らずの子供を育てなければならない状況に追い込まれます。
ちっともいい親ではないのにパパが大好きな女の子と自分の子ではないので面倒臭くなる男のドラマが始まりますが、二人の絆ができた頃に二人には別れがやってくる。
そして娘から、パパへの最高のプレゼント。
実は子供が亡くなったときにパパに両目をプレゼントするんですね…。
大人が仕組んだとわかっていながら、子供の純粋な気持ちがとてもうれしい作風なのに、最後に再び、ズドンと突き落とされる事実が。
気持ちよく感動した後にがーーーン。
この1シーンでこの作品をぶち壊したといっても過言ではないと思います。
こういうシーンを入れた監督の意図は…。
とてもいいお話でしたが、みんな正直者ではないということか。
このシーンで涙もかれて後味が悪くなることは確か。
でもそれが現実なんだろうなあ。
美しい感動的な物語にだって裏を返せば衝撃の事実が隠されているってことですね。
とにかくこの少女の演技は必見です。
by chikat2183 | 2008-03-02 11:45 | 映画2008