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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「オーブラザーズ」

韓流シネマフェスティバルアンコール上映「オーブラザーズ」シネマート六本木で鑑賞
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2003年/韓国 原題/오! 브라더스
イ・ジョンジェ、イ・ボムスという強力な配役陣の絶妙なコンビネーションが光るヒューマン・コメディ。兄弟愛、そして家族の問題を温かい視線でみつめ、現代社会において崩壊しつつある人間関係・家族関係が、笑いの中で希望を持って修復されていく過程を描く。この映画が公開された2003年、韓国では『箪笥』、『4人の食卓』、『浮気な家族』などが封切られ、現代韓国社会における「家族の崩壊」が不吉なまでに描写されたが、本作はこれらとは正反対に、崩壊の一歩手前にある家族の絆が修復される「希望」を描いている。

 『太陽はない』では、イ・ジョンジェが口からでまかせばかりのダメ・チンピラを、そして、イ・ボムスがイ・ジョンジェを追い回すヤクザを演じたが、本作では、イ・ジョンジェは『太陽はない』と同様に借金の取り立てに追われるカメラマンの兄を、イ・ボムスはその弟で、実年齢より早く老いるという奇病にかかった少年(?)を演じた。見かけは30代、精神は12歳の子供という難役に挑んだイ・ボムスは、撮影2ヶ月前から子供の心理を学ぶために徹底的な資料調査をし、髪型や衣装なども自分で選んだという。一方、カメラマンを演じるイ・ジョンジェは、懇意にしている写真作家を訪れ、カメラマンらしい立ち居振る舞いを研究。入念なリハーサルを繰り返した後に本番に臨んだ。

シネマコリアより

ジョンジェさんがコメディをやっているというのでとても興味があった作品。
コメディといってもヒューマン色が強い作品で障害の有る弟の存在はかなり強烈。
それを演じるイ・ボムスがめっちゃ強烈。
顔もキャラクターも強烈で、もう一生忘れられないような立ち振る舞い。
顔も、亀田3兄弟にみえたり、彦麻呂にみえたり、そんなタイプの俳優さん。
相当な個性派ですよ、彼は。
ジョンジェさんはコメディといってもやっぱり2枚目を崩せないんですよね。
ハチャメチャというのではなくクスクスとは笑わせるんですが、そのあたりがジョンジェさんなんでしょうね。
兄弟愛で泣くというのでどんなもんだか期待しましたが、泣かせたのは駆け落ちした聾唖な娘が末期がんの父に会うという本題から外れたところで、まあ許しましょう。

오! 브라더스 この原題のハングル オ!プラドス 
OH! BROTHERS が オ!プラドス 
今でこそ読めるけど、英語のルビ 難しすぎるでしょ!
by chikat2183 | 2008-01-06 23:05 | 映画2008