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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「ベティ・ペイジ」

「ベティ・ペイジ」試写会 ニッショーホールで鑑賞
「ベティ・ペイジ」_d0020834_1401988.jpg

今で言うグラビア・アイドル、実在の人物ベティ・ペイジという女性のもてはやされた一時期を描いています。
1955年というから、日本では「ALWAYS…」の頃に重なりますね。
日本で言えば時代は昭和30年前後のあの貧乏でいて暖かい時代。
戦争が終わって約10年、世界中が新しい時代に向かって動き始めた頃。
マリリン・モンローがスクリーンでのセックスシンボルとしてもてはやされたとき、裏ではこのベティ・ペイジが人気を独占していたらしいのです。
この頃はアメリカでもセミヌード位でつかまったりとかしていたんですね。
もっと大陸文化というのは開けっぴろげみたいなものなのかと思っていましたが、はじらいみたいなものもあったのだと知りました。
あの頃のグラビアのモデルさんたちは髪型とか衣装とか皆同じに見えてしまって区別がつかないのですが、こんな人見たことあるなあ、と思わせる人物。
とかいって、私だってさすがに生まれていないので、実際にそんな写真をみた感じがするというだけのあいまいさ。
グラビアアイドルとして成り立っていたというのは理解できるのですが、この人が何のためにグラビアをやったり裸になって写真をとらせたりしたのか、その辺の経緯というか、心の中がちっともみえなかったので作品の中にも入れないし、この女性にも共感できずにおりました。
ただ時間が流れて、「こんなところでこんな人とお仕事しましたよ。」
みたいな作品になってしまっていたのが残念に思えました。
★★★★★☆☆☆☆☆
by chikat2183 | 2007-11-25 23:22 | 映画2007