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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「街のあかり」

「街のあかり」ユーロスペースで鑑賞
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フィンランドの名匠アキ・カウリスマキの“敗者三部作・最終章。ということでユーロスペースの20周年記念作品として上映されるらしい。けど,この監督さんの作品前2作も未鑑賞。ちょっと苦手な分野かなとも思いつつ,マリメッコがお土産をくれるというし,75分という超短い尺なので軽い気持ちで行ってきました。3部作最終章テーマは『孤独』そして最後には明るい未来が主人公に訪れる…ということですが,そこまで感じ取れたかというと,研ぎ澄まされた感性のない私には無理。「かもめ食堂」でみせられた明るい北欧の風景とは裏腹になんともどんよりと薄暗い北欧の情景。既にここから作品の内容を映し出しているようにも思えます。とにかく孤独。話し相手もいないし,誰にも相手にされない。でも,こんな子学校のクラスの片隅には必ず存在するようなただ目立たない人間が,性格の内向的な麺を表に出し更に孤独へと追いやっていく良くあるパターン。だからこそ声を人に声を掛けられることが嬉しくてそこにつけこまれ自分が犯罪者にまでもされてしまう。たぶん,この女性に騙されるところがメジャーなストーリーなんだと思いますが,フィンランドの警察レベル低すぎません?警察の話は洞でもいいのでしょうが,彼が孤独で人付き合いがないという理由で何も調査しないというのはいくらフィクションでもひどすぎると思うのです。あんなの,誰が犯人かなんて1日でわかりそう。彼の行動範囲が狭いし。で,相手役の絶世の美女もイマイチ美女には見えず,単純にブロンド=美人という勘違いにしか思えませんでした。ラストの身近な彼女が手を差し伸べればそれで明るい未来なのだろうか…。彼が少しずつでも性格を変えて明るい方向に持っていかないと未来派見えない気が…,希望は人からもらうものではなく自分で見つけるもの。ただし,チャンスは他人が持ってきてくれるかもしれません。あまり後味がよくなかったんですが…。
★★★★☆☆☆☆☆☆
by chikat2183 | 2007-07-05 22:41 | 映画2007