「レディ・イン・ザ・ウォーター」
2006年 09月 28日
急にTVでスポットががんがん流れているのでどうしてかと思ったら、もう今週末から公開なんだそうです。シャマラン監督はやっぱり「シックス・センス」が衝撃作で印象深いです。(未だに未開封のプレス持っているのです。ラストをみるまで開封してはいけないプレスで袋入りでした。プレス1度も見てないということ)「ビレッジ」はビデオ鑑賞でした。どちらの作品も独自性の強い作品なので今回も期待はするけどTB予告を見る限りまたお化け?と思ってしまいましたが、今回は基本になっているのは紛れも無くおとぎ話でファンタジーなのに、現実化されてサスペンスになってしまっているという文章にすると難しいジャンル。曾おばあちゃんの昔話から発展していくファンタジーで、エンドロールの最後に決め台詞あり。画像ではないので気にしない人は気にしないけど私は受け止められました。この謎解きがなんとももどかしいくらい行ったりきたりします。シャマラン監督も当然出演していますが今回の役が大きいこと!!ほとんど出ずっぱり。やっぱりあの画面にインド人は目立ちます。さえないアパートの管理人が不思議少女を助け出し、アパートの住人がみんなで一致団結して国へ返してあげるという簡単なストーリーながら、色々な役割の人間を探し出して当てはめていくパズルのような作品でもあります。ブライス・ダラス・ハワードは不思議系な役にはとても合っていると思いますが途中で人相とか髪の色とか肌の色とかが変わっていたようですがあれは演出なのかな?どういう効果を狙ったものだかわからなかった。ダメだしの極めつけはCGの怪物なんだけど、すごい中途半端さ。大きさも特定できないし、尻尾は枯れ枝みたいだったし、変なの。でも最終的にはファンタジーですからといって片付けられるタイプの作品。現実の世界に引っ張り込んだ割には現実と空想の世界がちょいっとわかりにくいかも。でも脚本は面白いと思うけど。ファンタジーの世界に入り込むか、サスペンスの世界に入り込むかはみた人の受け取り方の問題。★★★☆☆