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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「フラガール」

「フラガール」九段会館で鑑賞
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またまた昭和のお話です。昭和40年。当時福島県の炭鉱町で炭鉱を閉山し、あの『常磐ハワイアンセンター』をつくっていった実話だそうです。昭和の時代を回顧する作品がこのところ続いて公開されていますが、なんでこんなに辛くてもの悲しいイメージがあるんでしょう。相変わらず色調は暗いし、炭鉱の町をイメージするとこうなっちゃうのでしょうか。ストーリーはスポ根ともいえるド素人が短期間でプロのダンサーとして成長していく話。でも実際に炭鉱が閉鎖されるということは職がなくなり相当なハングリー精神が生活のためには必要。そんな中にフラダンスの教師としてこの町に呼ばれたSKD出身のダンサーに松雪泰子。炭鉱の町には不似合いな美しさ。フラダンス(?)も少し披露しますがもう少しみたかったです。ただ彼女の着ているものだけがすごく今のものだった気がします。当時を思い出させるサイケな色調のコートなんかも着ていましたが、男風呂に飛び込むシーンなんかは最近をイメージしてしまいました。その松雪泰子を完全に食っていたのは蒼井優ちゃん。この子とにかくオーラ全開のかわいさと存在感を見せてくれます。あんな田舎の町にあんな子いないだろうな~と思うけどとにかくノッテルというのは彼女みたいなことを言うのでしょう。「花とアリス」ではクラシック・バレエを踊る中学生だったのを思い出しました。あの頃もかわいかったけど、最後にソロで踊るシーンはすばらしいです。そんな中に取り込まれた色々な形の別れが涙を誘います。途中から会場中が号泣モード。何でだかわからないけど私も涙が出てきました。(めったに泣かないですが…)そんなシーンにたぶん胸に引っかかるせりふがあったのでしょう。登場人物全員が必死で生きている状態でこれはありえないと思うことも少しあるのですが、みんないい人たちで悪い人がいなくて、自分の立場で生きていこうとする力強さに引っ張られて、感情移入しちゃったのかな?後半は場内鼻水すする音しきり。昭和が泣かせるのか人情が泣かせるのか…。しずちゃんもいい雰囲気はあるんだけど、いっぱいいっぱいだっただろうと思います。演技というよりは存在している風。でもダンスのシーンはがんばっていました。みんなの踊る姿で癒されてください。★★★★☆
by chikat2183 | 2006-08-03 22:30 | 映画2006