「インサイド・マン」
2006年 06月 05日
いつもの銀行強盗ものかと思ったらそうではなく、アクションものでもなく…。頭のいい人たちの銀行強盗劇。誰も殺さず、銀行のお金も盗まず、みていて面白いけど終わってみたらそうでもなく、オチがついているようであれ?どうだったんだろう?そんな感じの作品。わかりにくいところもたくさんあったのは今日の試写会の音声が悪かったせいでしょうか?でも字幕しっかり読んでたし。そんな作品でした。デンゼル・ワシントン扮するあぶデカ(本当?)、ジョディ・フォスター扮する弁護士、クライブ・オーウェン扮する銀行強盗のリーダー。3人の頭脳戦といったところで脚本が面白いのは確かなのです。が、2時間超えとはちょっと長いかな?もう少し短く終わらせても良かったかも。ネタバレするとつまらないので是非劇場で見ることをオススメします。でも1800円払うほどでもないと思います。3人の出演は豪華ですけどね。裏に隠されている事がもっと理解できたら面白いのかしら。なんか、強盗が人質も殺す気ないし、弁護士や刑事を中に入れてしまう事で緊張感が全く無し。ヒヤヒヤもドキドキもしませんでした。クライブ・オーウェンが悪役(そう?)をやっている事がこの作品の一番の見所かな?でもやっぱり悪い奴には見えないし。逆に刑事役のW・デフォーは何で?あんな悪役顔に刑事をさせるとはすごいことですよ。それも全くオーラ無し。弁護士であるジョディは存在感はあるが出演シーンが少ない。たぶん一番にクレジットされていたのはデンゼルだと思うけど、私敵にはクライブを持ってきたいところです。★★★☆☆