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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「ブロークン フラワーズ」

「ブロークン フラワーズ」シャンテシネで鑑賞

レディースデーなので渋谷で2本と思っていましたが出遅れました。渋谷に別な用事があって時間を調整しようと思ったときには既に遅く、今日の渋谷行きはあきらめました。変更して日比谷へ。11:20からのこの作品、間に合うかどうか微妙でした。が、残り3席でぎりぎりセーフ。シャンテのチケットボックスから約50mの列はブライダルサロンの方までつながっていました。係のお兄さんが最後尾で残り10席切っております…、とスピーカーで叫んでいました。最前列で環境最悪でしたが仕方ありません。(個人的には2~4列目よりは最前列がいいけど)
ジム・ジャームッシュの作品はなんと初めてでした。本当はかなり前に「デッドマン」をビデオで見たのですが途中で挫折しました。そんな経緯があってついていけるかなと思ったけどついていけました。これはなかなか良かったです。このよさは若い人ではわかりにくいかもしれないなと思いました。ビル・マーレイの物凄く抑えた演技が素晴らしいです。表情、歩き方、手の動き…。この主人公ドンはセリフも少なくその場その場の心の動きなどをそのなかでとても上手に表現していました。コメディを中心にやっている人は大袈裟な表現も多く、やりすぎじゃないかと思うほど凄いことをする場合が多く、ビル・マーレイだってそんな感じでずっとやっていた記憶があるのですがこの人、脇に回って小さな役でもやるようになったらやたら演技派になってしまって憎めないオジサンになりました。この作品もそんな彼を演技派俳優として起用して成功した作品だと思いました。ある日突然飛び込んできたピンクの手紙。その中には彼に息子がいるという知らせ。生涯独身であるはずの彼も若い頃はドンファンと呼ばれ沢山遊んだらしく、誰の子供かわからないので昔の恋人4人に会いに行くロードムービー。ロードムービーではあるけど何処に行ったとか具体的な場所の指定もないし、車や飛行機に乗っているけどそんな意味ではロードムービーという感じは余りしませんでした。このかつての恋人たち、豪華な女優さんたち、年令相応の役なのでみんなオバサンですがそれがなかなか良い感じでした。シャロン・ストーンなんて最初誰?って思っちゃいました。それぐらいいつもの輝きを消しておばさんしています。フランセス・コンロイ、ジェシカ・ラング、ティルダ・スウィントン…、みんないい感じの配役でした。そしてキーポイントであるピンク色がところどころにかわいく存在していて女性好み。花束も印象的。そういえば、外国でお花屋さんって見たことないな~ってあらためて思いました。★★★★☆
by chikat2183 | 2006-05-03 18:58 | 映画2006