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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

VOGUE KOREA 8月号 テギョンインタビュー breen BREEZE


VOGUE KOREA 8月号 テギョンインタビュー 和訳

breen BREEZE

翻訳記事の無断転載およびリンクはお断りいたします。
その場合は一言お知らせください

http://www.vogue.co.kr/2017/07/21/breen-breeze/?_C_=11




Baqueさんのブログより



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breen BREEZE(緑色のそよ風)


オク・テギョンは何事にも傷つかずひと夏の蒸し暑さにもグルーブ(ノリ、リズム)を飛ばすリズム感を持っていた。
ドラマ<助けて>で誰かを助ける万全の準備を終えたオク・テギョンの同日同時



※breen=brown+greenという意味ですがあえてテギョンさんの記事ですので緑色といたしました。

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オク・テギョンがわかっているのかどうかはわからない。
インタビューするときにちょっと漫談師みたいになる。
文章と文章の間にどこかにあるような文章がブリッジのように飛び出してくる。
”えーーー窮屈な言い訳です”
”そうなんですよ~、はい~、何か特別なことでもあるんでしょうか?”
”とてつもないことですね”
エピソードを聞かせてくれる時にはシノブシスよりは台本スタイルに近くなる。
状況を感情によって目をしかめて、やたらに手を振りながら暇さえあればグルーブ(ノリ、リズム)に乗る。
こんな彼の態度はインタビューの雰囲気を5段階くらい明るく、深刻さを5匙程度すくい出す。
また、インタビュアーが自分に対してどれくらい調べてきたのか薄目を開けて疑うどころか、行ったり来たりする会話の中で
”ギャア~~整理がよくできていらっしゃいますね~~!”こんな感嘆詞をとばす。
彼と話を交えていくとすぐに入隊しなければならない身の上だとか善良で模範的という固まったイメージだとか、
彼の前に置かれている宿題が今にも解決できることのような錯覚を持つ。
何だってできてしまうような彼のエネルギーはとても強力でブラウン管の外に突き出ることもある。
今年智異山の生気をもらうことができなかった人たちはバラエティー<三食ご飯>や<ある日突然100万ウォン>のオク・テギョン編をもう一度ごらんなさい。
代替え材料としてはかなり有用だ。

オク・テギョンの世界を明るくする健康さは悠久の歴史なのだが、2PMのデビュー初期には身体に重点を置かれていた。
しかし今は精神、健康の持ち分が高い。
劇中の人物を同一視した劇実際主義的演技スタイルである。
メソッド演技が最高の演技としてあがめられるが俳優とキャラクターは天性とやり取りしながらしみこんでいく関係だという点でオク・テギョンは劇中の温度調節に有意味な役割をする。
(※メソッド演技:役柄の内面に注目し、感情を追体験することなどによって、より自然でリアリステックな演技・表現を行うことに特徴がある。)
ミステリースリラー 映画<時間の上の家>にともに出演したキム・ユンジンはチェ神父のキャラクターをしてとても真摯なキャラクターだったが、オク・テギョンがこの役を引き受けてくれて軽い設定に変わったと明かしたことがある。
肯定的なセリフや人物の性格が変わったということではないようだ。
終始一貫死の影として押しつぶされたスクリーンでチェ神父の登場はしばしの間息の根を開く役割をした。
昨年出演したtvNドラマ<戦おう幽霊> ウェブドラマ<君に触れる>ではそれぞれ幽霊を見る退魔師、触れて未来を見る能力を持つ達人として登場したが超人間的で超自然的な素材が現実と混ざるというところはオク・テギョンの健康なエネルギーが功を奏する役割をしたのだと思う。
<戦おう幽霊>パク・ジュナPDもやはり当時、制作報告会では、話自体が暗いけれどオク・テギョンが明るい面と暗い面を十分に表現することができる俳優として適任者だと思ったといった。
幼いころから周囲に幽霊がごった返している子供、愛を感じた女性の死をすでに見た男…憂鬱でぞっとする状況だがオク・テギョンは日陰が日向となり、日向が日陰になるという洞察力持つということもある意味運命と戦っていたというこの地点が演技アイドル8年目で獲得した説得力であるようだ。

オク・テギョンは最近の何年か、夏になるたびにブラウン管に登場しているがこれは決して偶然ではない。
下着2枚を重ね着してUGGをはいても寒さに負けるというキム・ユンジンの目撃談のように、オク・テギョンはとても寒さに敏感だ。
”<ドリームハイ>を冬に撮影したけれど、その時とても大変で身体と約束したんですよ。
2度と冬には作品を撮らないって。(笑)
寒さより蚊に刺されたほうがましだと思います。”
そうして我々は今年の夏またもう一度彼のドラマを見ることができるのだ。
8月放送を目標にして絶好調に撮影中のOCNドラマ<助けて>
OCNの説明によれば”ニセ宗教団体に立ち向かい初恋の人を助けるために田舎者たちが四方八方動く孤軍奮闘記”だという。
緻密で完璧な仕組みを取り揃えて緊張のひもを緩めず異端宗教の問題点を皮肉ったチェ・クムサン作家のウェブトゥーン<この世の外で>が原作だ。
”とても独特な内容でした。
今までやってみたドラマと呼吸がすごく違ったけれど叙事がある感じでした。
初め台本を4回までもらったのだけれどすごくペースが広く感じられるでしょう。
早く進行する最近のドラマとは違いました。
果たしてどうやって進行するのだろう、人々は好きになってくれるだろうか、そんな疑問を持っていたのだけれど
<時間の上の家>に一緒に出演したチョ・ジェユン先輩が’一緒にやれば大丈夫’とおっしゃってくださって確信を持ちました。
良い先輩方が多勢出演なさっていますから。”

彼が演技するハン・サンファンは田舎者ニート4人組の中の一人だ。
”今までやってきたキャラクターの中で一番「ゴミ」です。(笑)
軍帥の息子で近所で起きたことは父ちゃんが全部解決してくれるんだという考えが敷かれているというところを見ると傍若無人な行動をするときもあって…まあ…そうなんです。”
本当の近所の無職の青年たちのように群れを成して走り回っているのが現実だ。
”一緒にやってきたような演技をしなければまらないためにフィードバックとアドバイスがたくさん行き来します。
「僕がこうしてらるからキミはこうやってみて」こんな方法です。”
待ち時間も退屈しないように何をしているのか尋ねた。
”ただ時間を殺すような遊びをたくさんしています。
これをやりたければブランドを言う!
アイスクリームの名前を当てたりとか、お菓子の名前を当てる…みたいなことですよ。
間違えたらぶたれる…(笑)
キム・ソンス監督さんがすごく面白いんですよ。
意見もよく聞いてくださるし、だからライブリー(元気、活発)な演技ができるんだと思います。(笑)”
反転、スリラーよりももっと衝撃的な30歳の男たちの遊び方を聞かせてくれた彼はバランスを合わせることが悩みだと言い言葉を続けて行った。
”内容自体がすごく奥深いと思えば真摯に入っていってみると雰囲気が下がってしまってそんな部分をたくさん考えるようになったようです。”
最近彼はどうすれば人々がこれを信じてくれるだろうかと自ら問いまた問う。

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”本性は優しいけれど少し歪んでいる子”
演技をし始めて以来テギョンが一番オファーを受けるキャラクターだ。
フィルモグラフィーが厚くない状況ではイメージでキャスティングが築かれれば純然としたイメージだということができる。
しかし剃刀の刃をかむようなイメージと違って”反抗心”はテギョンが表現するのに一番難しい感情だ。
”そうしてみたことがないから…。
特別に逸脱してみたことがありません。
お酒が好きなことは好きだけれど、子供の頃タバコを吸ったり、お酒を飲んでみたこともなく、両親に声を張り上げて叫んだこともないんですよ。
今も両親には敬語を使いお小遣いをもらっています。”
何回かの反抗心、幼いキャラクターを経験したのなら少し気が楽になった。
<助けて>ではオートバイレーシングもさわやかに展開する予定だ。
キャラクターを通して経験し、成長し、整備されていく計算だ。
実際彼は成長という価値に心が動きもする。
”<助けて>のハン・サンファンは初めに現実を否定して逃げていくのだけれど、初恋の人を助け出しながら成長していきます。
<戦おう幽霊>では幽霊を見る痛さを乗り越えて成長したでしょう。
<本当に良い時代>でも初めはアウトサイダーだったけれど家族という名前の中で愛によって変わっていく人物でした。
少しずつ成長していくストーリーがある作品を選ぶようになったみたいです。”
そうだというなら俳優としてもう少し生まれながらにあればよかったというものがあるならば?
”邪悪に生まれていたらもっとよかったと思います。
健康で正しいイメージは長所であり短所みたいです。
親しい芸能部の局長さんが
「キミは本当に悪い役をやってみなさい。
人々にそれを信じるようにできる監督と出会えば本当にもっとよくなると思う。」
とおっしゃってくださいました。
だから、それくらい悪い役をできないだろうという話なので…(笑)
いつかは優しいと思っていたけれど邪悪な反転がある役割でもできたらいいですね。”


実際私にはオク・テギョンは”あの青年はホント良く育ったね!!”
と感嘆を呼ぶ俳優で成長過程が気になった。
”アメリカに移民する前には困難もなく生活していたようです。
愛をもらう末っ子だったからね。
年子の姉とは毎日殴り合いのけんかをしました。
思春期くらいにはアメリカに行くので完全に違った文化に触れながら、ちょっと開かれた感じで育ったみたいです。
言語の障壁を経験してからはあの人はどのように考えるだろうかと、もう少し配慮するようになったようです。
家訓は「徳で生きよう」だけれど、父は幼いころ経済的に大変でいらっしゃった時があって経済観念に対して多くの話をしてくださいます。
いろいろな教えをもらって成長したけれど「他人に迷惑をかけない範囲でキミがやりたいままに生きろ」が両親がおっしゃって下さる人生に一番近い文章みたいですね。”
欠席する日がまれにあるくらいの学業中心の生活。
一人で申請して出かけた海外パッケージ旅行。
マネージャーなしで走ってきたという徹夜での弔問…。
たまに聞こえてくる美談と目撃談の間のエピソードはオク・テギョンのすべてから、歌手、2PM、俳優、作曲家などの修飾語を全部切り離しても青年オク・テギョンが完全に残るということだという予想が可能だ。
実際に彼は見せてくれる面にあっては驚くべき無頓着な態度を見せているがこれに対しては
”イエ~イ、そんなことに神経を使ったらどうやって生活できますか。
私の職業が人に見せる職業であることは確かなんですよ。
30歳オク・テギョンの姿の中の一つだと思っています。
見せてあげる部分をずっと心配しながら生きていかなければなりません。
自然な私の姿をもう少し見せたほうがましではないかと思います。”
という返答が返を聞かせてくれた。
10年目の歌手として作詞作曲に熱心な歌手。
(演技のような肯定的な状況を思い出し歌詞を書くスタイルだといった。
骨を削るような創作の過程を荒っぽいというよりは遊んでいるようだと…)
軍入隊を控えて日常がもっと重要になる大韓民国男子芸能人。
現在俳優としての自分の使い道を問う質問に
”海外派である点が長所です。
海外版権可能です~。
慶尚道訛りも可能です~。”
と冗談を投げることができる俳優。
いつかまたナ・ヨンソクPDからお呼び出しを受けるかもしれない芸能人。
2017年夏の真ん中で会ったオク・テギョンの大衆文化部門の座標だ。
ドラマ<助けて>が終わるころには座標はどこかで動いている。
動いていないとしてもまた会いたいという点描は確実に見える。
流れていく風を全身で防いだり避けるよりはグルーブに乗って楽しむことの余裕よりもっと見栄えのいいことがあっただろう。
どうか彼がハンサムなな顔をずっと保ち一部で使用することを、劇の中で思う存分ひねくれてくれることを、オク・テギョンのエンディングシーンは無条件にハッピーエンドだ。


※力不足により誤意、誤訳、意訳があるかもしれませんがご了承ください。


by chikat2183 | 2017-07-21 12:50 | 2PM翻訳記事2017