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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「三年身籠る」

「三年身籠る」 新宿明治安田生命ホールで鑑賞

今年初試写会です。この試写状但し書きに『ご希望の試写会には残念ながらハズレましたがよろしければこの試写会にお越しください』みたいなことが書いてありました。これってラッキー?そんなことがあったからではないですが、甘く見ていました。もう座席めいっぱい、危うく立ち見になりそうでした。立ち見の人もいなくてどうやら全員座れたみたいですけど。
なんとも奇妙なオハナシです。一般の妊婦が3年たっても赤ちゃんがうまれない。ドンドン大きくなっていくおなか。もし生まれていれば2歳だからおなかの中で泣いたり笑ったり。とうとう生まれたときには歩いていました。この妊婦役にオセロの中島知子、夫に西島秀俊。主人公の冬子役の中島はメイクも無くて、歩き方からいろんなことがやたらオバサン風。妊婦さんってこんなにひどいか?と思うほど。そしてこのダンナがまめなんだかナンなんだかわからない。優柔不断というわけでもないし。とにかく異常な世界なんだけど、でも普通の日常も盛り込まれていて普通こそ面白いというような、ところどころに笑わせる場面があります。中島は前半やけに無表情で何で?と何度も思ったけど後半は普通に笑ったりしていつもの元気な顔つきになっていました。あの暗さは何のためなんだろう。ダンナの浮気?はいつか終わる…みたいにさめている感じもしました。しかし、一番存在感を発揮したのは塩見省三サン。映画界のカリスマ俳優みたい。もう大杉連と並んでいますよ。妹の年の離れた恋人で大学病院の産婦人科医。何故ずっと生まれないのか研究までして、いい人なんだけど浮気もしてるしすみに置けないキャラクター。でもストーリー上仕方ないけど産婦人科医としては少しでも遅れたら絶対産ませますよね。だって2歳児になっているのに自然分娩なんて100%考えられられない。大人のファンタジーという売込みらしいのでそれはそれで受け止めますけど。そういうつもりで見ていました。監督は女優の唯野未歩子さん。少々シーンが細切れ過ぎた感じがありました。あまり早く変わりすぎるとついていけないこともあります。しかしストーリーが突飛なのでやけに印象深く残っています。★★★☆☆
by chikat2183 | 2006-01-06 23:46 | 映画2006