「俺はまだ本気出してないだけ」
2013年 06月 29日2013-063
最近の邦画の傾向から言ってコミック原作の実写版にハズレなし。
その上に堤真一がダメおやじを演じる。
これは見ないわけにはいかないと思いまして、行ってきました。
個人的に、この山田君の家に家出して勝手に上がりこんでおから上がってきたシーン好きです。
この山田君の家が無機質で、何もないんだけど何もないせいで結構スッキリ片付いてるってところ。
もともとがコミックですから突っ込んでも仕方がないので話のスジには突っ込みませんが、とにかく堤真一ここまでコメディーできると思いませんでした。
どこか、きばって②の線譲らないんじゃないかと思ったんですよ。
でも、この湯上りのシーンとかお腹出して寝てるシーンとか存在だけで笑いとれるってすごい。
なんか阿部サダヲよりすごいんじゃないかって思っちゃいました。
橋本愛ちゃんはめっちゃかわいい娘だし、石橋蓮さんは口うるさいジジイを好演。
ステテコ姿がめっちゃお似合いで…。
で、漫画家つながりで出してもらってた蛭子さんがやっぱり邪魔しちゃったね。
無理に出さなくてよかったと思うけど、出番少ないから我慢してあげるとして鳴り物入りで出てると言われたさしこは最初全然気が付かなかったんだけど途中で「あれ?」って。
あのシーンでの登場なのでいいとか悪いとかではなく無難にこなしてました。
中年のお父さんたちの心の中がのぞける作品?
堤真一のどこに笑えるかというとあのおばちゃんみたいなくるくるヘアなんでしょうね。
心の底から笑ってあげたい、それが賞賛なんだって思える作品でした。
★★★★★★★☆☆☆