「殺人の告白」
2013年 06月 07日내가 살인범이다 私が殺人犯だ
2013-056
昨年韓国内で公開した映画で、「王になった男」「オオカミ少年」と同時期に公開されたにも関わらず、当時7日間で100万人を動員したと言われた話題作です。
が、その後最終的に何万人入ったかは私は知りません。
とにかく、題名にインパクトがありすぎという。
勿論、この題名は映画の題名であって作品中のキーポイントとなる「本」の題名です。
いきなりパク・シフが「私が殺人犯だ」というわけではなかったです。
いつも「苦手」と言っているパク・シフの作品を何故みたのか?
ですね?
チョン・ジェヨンが主演の作品だからです。
チョン・ジェヨンは大好きなんです。(これも何時も書いてますけど)
たぶん、韓国映画好きとしてはチョン・ジェヨン出演作品は外せないはず。
チョン・ジェヨンさんはとっても変なコメディーとかもやりますけど、こういう熱い熱血刑事みたいな役も多いです。
作品としてはアクションの連続で顔に傷を負っても犯人を追いまくる不死身の刑事。
特別に新鮮な感じはありません。
一方のパク・シフは映画初主演。
毎年毎年映画に出たことも無いパク・シフが釜山映画祭のレッドカーペットを歩いているのはどうしてなのだろうと、韓国映画のライターをしている友人と話したことがあります。
結論は、釜山映画祭を運営する監督さんやら製作社、力のある俳優さんたちに名前を知らしめるためだろう。
ということになりました。
韓国ではドラマでどんなに人気があるタレントさんであっても映画出演がなければ俳優として認められないということがあるので、俳優としては何が何でも映画に出たいわけです
それで初めて俳優として認められるわけです。
この作品が決まった時にその友人と「とうとうパク・シフやったね!」って話したんです。
この作品、連続殺人事件が中心にあるんですが、その事件が時効になっていて、それでもみんなで犯人を追うところに面白さがあるんでしょうが、パク・シフが犯人ではないということがわかった時点でもうこれは違った方向に話が行ってしまってると感じました。
すぐに真犯人が出てくるのですが、その真相を追い詰めるシーンがずっと続くのでひどいアクションシーンの連続で飽きちゃいました。
もう一人真犯人を追う女性、キム・ヨンエさん演じる被害者の母、相変わらず背中が凍るほど怖いよ。
最近、キム・ヨンエさん出てくるだけで背筋がぞっとする緊張感があります。
キャッチコピーに美貌の殺人犯ってあったから誰のことかと思ったらハパク・シフのことだったのね。
種明かししちゃいますけど、劇中整形でああいう顔になったそうです。
なんか…なんか…いえ、それ以上書きませんけど途中で息切れしちゃった感じがあるんですけどそんな事ないかしら?
ラストがね、チョン・ジェヨンの出所シーンで終わるんだけど、こういうハッピーエンドだか何だかわからないシーンいらないと思った。
なんで投獄されてるのかもわからなかったし。
まじにパク・シフ見納めになっちゃうのかな。
★★★★★☆☆☆☆☆