「超能力者」

「超能力者」シネマート新宿で鑑賞
2012-029

韓国で今をときめく２大イケメン対決。
まさに「彫刻のような」お顔立ちのコ・スと演技派カン・ドンウォン。
２人とも目力のある俳優さんです。
どちらかというとコ・スくんの彫刻のようなお顔立ちは整いすぎててとっつきにくい感じを抱いています。
そんな目力にモノを言わせる作品「超能力者」
まだ韓国で公開してからさほど時間がたってないと思います。
韓国での公開時にはすでにドンちゃんは入隊していて入隊前の最後の作品。
韓国で見たかったのですが、まだ公開前だったり終了後だったりタイミングが悪かったみたい。
いきなりカン・ドンウォンというクレジットで始まりましたが、子供時代が彼だったのでそうなのかと思ますが、話が進むにつれメインはコスくんの作品だということに気が付きました。
ドンちゃんはカラコンを入れなんか目力落としてるような気がするんだけど。
実際の彼の目力ではないのがとっても残念。
カラコン入れるならドンちゃんの目じゃなくてもよかったと思うの。
義足の青年なので歩き方は大変でしたが、アクションシーンは全部コスくんで、とにかく目で不思議な現象を起こす超能力者。
カラコンも入れてるけどソバージュに白髪交じりという世にも奇妙な姿のドンちゃんにはすでにイケメンの面影はなく…。
イケメンさんていうのはみんな自分を隠したくなるのかしら。
ブラピだってジョニデだって汚い容姿を好んで作る。
この目で世を操る超能力者は世間のはみ出し者で結局コスくん一人が被害を受けてたけど何のためにその力を利用してたのかが不鮮明。
お金を盗むだけにしちゃあ大がかりすぎる。
受けて立つコスくんのアクションはおみごと。
撃たれても打たれても執拗に追い続けざるを得ない一般人。
しかし実は彼には…ラストで明かされますが、いったいなんだったんだかわかりませんでした。
ちょっとその辺の詰めが甘いけどコスくんはすごいイケメンじゃあなくって普通の人っぽく作ってました。
追って追われて…ハ・ジョンウとはまた違うんだけどコスくんのこれからのアクションに期待できます。
前から彼はアクションやってたね。
イケメン対決と言われているけどイケメン期待しないで見たほうがいいような？
この監督初作品は見事に画面にくぎ付けになります。
★★★★★★★★☆☆