「恋するベーカリー」
2010年 02月 19日メリル・ストリープ単なる化け物女優じゃなかったですね…やっぱり。
すっごいかわいい、キュート。
最近オバサン恋愛映画が続いていますが、この手の作品はナンシー・マイヤーズならではのセンスがあると思いました。
「恋愛適齢期」に匹敵するほどのできであったと思います。
ナンシー・マイヤーズの作品、イヤミがなくて明るいところがいい。
というか、メリルは年相応の姿をさらけ出し、いつもよりぐっとスリムだったし、それでいてすごくセクシーでした。
それよりも、アレックが最高。
あの汚い外見。
エロ親父丸出しのところ、悪役のアレックよりも断然素敵よ。
あ、この兄弟の中では私はアレックがダントツに好き。
この好きさはトラボルタとかぶる感じ。
それにしても気になるメタボと体毛、モテルタイプじゃないところがカワイイ。
スティーブ・マーチンはナンシー・マイヤーズ作品では常連さんらしいですが、今まであまり気にしてなかったんですが、こちらも存在そのものが笑いですが、おじさんのいやらしさ全開で良かったです。
キャスティングがうまいですよね、この監督さん。
大人のお話ですから下ネタも多かったと思いますが、アレックの裸はいただけないし、PCのTV電話でそんな…、考えただけでノイローゼになりそう…。
笑えますけど。
実際、別れた夫婦はそれなりの理由があってわかれているわけで、こういう状況は考えられないはずですが、
映画だから許させる世界です。
単純に、男はいくつになっても浮気っぽいし、女もあの年になっても恋愛願望があってきれいにかわいくなっていく姿、ほほえましいです。
アレックはいいけど、おばさんの私でも、あの中年オヤジはいやです…。
お互いさまですが…。
★★★★★★★★☆☆