「セブンデイズ」
2009年 07月 11日「チェイサー」の版権提示で1000円です。
面白さからいえば「チェイサー」のほうが勝っていると思いますが、こちらもそれに負けないくらいの緊張感とリズム感を持っている作品でした。
女性を主人公にしているのに、気を抜かせないところがすごく好きです。
敏腕弁護士のシングルマザーの幼い娘が誘拐された…。
よくある設定ではあると思いますが脚本もなかなか良くできていて、自分が女性だからかどうかはわかりませんが、以外にも自分のことのように手に汗握るような感覚がありました。
法律はよくわからないし、殺人犯としてつかまっている男を無罪にするとかしないとか、伏線もいがいとおもしろかったです。
ただ、最後に出てきた真犯人。
めちゃめちゃ予想外の人物でしたが、なんだか意外すぎてちょっと冷めた感じもしました。
本当に最後の最後の2~3分でしかないので、途中でだらっとした感じにはなりません。
特に母親の気持ちになって作ってある所が女性に気に入ってもらえる理由でしょう。
主人公のキム・ユンジンってアメリカのドラマ「LOST」にも出ているそうですが、映画の中に出てきているという記憶がありません。
もちろん、ドラマもないんだろうなあ。
彼女の出演作「シュリ」しか見ていないのでほとんど印象にないんです。
でもやはりアメリカで活躍する女優さんならではのアクションシーンとかがみられたと思いました。
ただかっこよすぎるかなあ、この女性。
あまり隙がないんですよ、完璧な女性。
女はこうでなくちゃいけないのかもしれません。
★★★★★★★☆☆☆