「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」
2009年 08月 26日シリーズモノとはいえ、これまたウルヴァリン誕生の時まで時代がさかのぼり、今までのX-MEN のミュータントは誰も出て来ませんでした。
メインで演じているのはヒュー・ジャックマンだけでまるで改造人間の彼は獣化していました。
ムキムキな肉体はビョンホンもびっくりするようで、体中筋肉。
ツルツルのお肌なのに何故か顔と頭はむさくるしく。
ヒューの端正な顔立ちを隠してしまってて残念。
そしてそのアクションは何処までCGなんだかわかりませんが相当すごいです。
半分戦争映画みたいになっててそのアクションの激しさを物語っています。
ウルヴァリンが作られる過程なんて、あんなに痛そうなシーン…(涙)
彼は孤独に闘っています。
でもいまいち善が相手なんだか悪が相手なんだかわからなくなります。
韓国からダニエル・へニーが参戦。
彼もハリウッドデビューしたのね。
韓国とアメリカのハーフの彼は、韓国ドラマや映画の中では完全に外人風なのに、アメリカ映画の中ではどうみてもアジア人です。
ハーフってそういうものなのね。
もともと韓国語しゃべらないからハリウッドデビューはしたかったに違いない。
いい奴かと思ったら、どちらかというと悪い方でウルヴァリンと闘って死んでしまいました。
この先シリーズに出てくるのかと期待していたんだけど。
単品でみるとえらいかっこいいのにヒューと並ぶと恐ろしく貧弱に見えます。
そこが本家ハリウッドスターのオーラなんでしょう。
強靭な肉体に作り変えられたミュータントウルヴァリンはもう死ぬことはなさそう。
なんだかそれも孤独でかわいそうな運命です。
★★★★★★★☆☆☆