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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

カテゴリ:映画2006( 192 )

「王の男」

「王の男」ユナイテッドシネマ豊洲で鑑賞
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今年韓国で4人に一人がみたという大ヒット作品。16世紀の韓国の韓国宮廷を舞台に繰り広げられる歴史ドラマ。それまでの記録をトンマッコルが持っていたかなんだかわからないけれど、そんなすごい作品なら早くみようと思っていたのに試写会は全滅するし、土日に用事が入ってみにいけないし、こんな年末の押し迫った時にやっとみに行くことが出来ました。でもね、ちょっと不安が…。あっという間に観客動員だか興行収入だか1位の記録を「グエムル」に抜かれてしまったでしょう。それってどう?他の作品で納得の行くものならいいけど「グエムル」だから。あの作品が悪いとは思わないけど1位の記録を塗り替えるような作品とは絶対に思えない!ということで期待はちょっと落ちてしまったのでした。「グエムル」がどうのというより韓国と日本の価値観の相違なのでしょう。
さてさて公開前からイ・ジュンギの美しさがクローズアップされていましたが、意外にさっぱりとした役でした。単なる女形役者だったのね。もっとセクシーな役柄かと思ったけど、たしかに相当セクシーなのですが女形という枠を踏み外さない順当な役で、性格も素直であれなら男性方はほれてしまうのでしょうね。この物語の中の王様が女形コンギルに熱をいれるのも理解できる。おばちゃんたちが松井誠や竜小太郎に熱を上げるのと同じだと思うのです。描き方だけなので実際に王が目的としていたことはわからないけど、結局ペットみたいに自分のそばにおいておきたかっただけなのかしら?イ・ジュンギの美しさも見ものではありますが、それにもまして冒頭でカム・ウソンがいきなり綱渡りを始めたのには驚かされました。あれ、本人がやっていたのに間違いないですよね。ラスト、障害を持ってもやっていたシーンは本人かどうかはわからなかったけど確かに本人がやっているなーと思いました。カム・ウソンどこかで見覚えがある人物だけど記憶の片隅から消えかけておりましたが「スパイダー・フォレスト」の役者さん。思い出しました。
イ・ジュンギが韓流の次世代を担うスターであり、カム・ウソンが演技派の役者でありそしてもう一人王様役のチョン・ジニョン。この人の狂気に満ちた目つきとか実際恐ろしくなりました。本当に狂い始めているのかと思わされました。すごいです。この人も。そんな3人の絡みによって作られたこの作品。ドラマとしてみていたらば結構面白かったです。下ネタが多かったのも時代劇のためでしょうか?基本的な下ネタでしたね。あの逆立ちして足を開くシーン、イ・ジュンギが自分で考えたらしいです。お尻を振りながら踊るシーンも。画面の色も鮮やかで衣装も綺麗で飽きないように構成されていました。韓国映画にしてはストーリーがドラマチックです。★★★☆☆

余談
チョン・ウソンとカム・ウソン。エンドロールをしっかりみていたのですが、同じウソンという名前でハングルも同じ文字でした。しかしチョン・ウソンはJung Woo-Sung。カム・ウソンKam U-Seong。この識別って韓国の人はできるワケ?Jungは実際にはジョンって発音してるんですよ韓国人は。露天商のキャラクター商品を扱っている店なんかではチョンでも通じるけどジョンといったほうがわかるらしい。だいたいね、チャングムって日本人は教えられてるけど韓国ではチャングミって発音するのです。もともと訳す人の訳し方ひとつなのかしら。
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by chikat2183 | 2006-12-31 22:26 | 映画2006 | Comments(5)
「リトル・ミス・サンシャイン」シネクイントで鑑賞

『人生は勝ち馬か負け犬』すべてがこのどちらかに当てはまるということからこの一家の悲劇が訪れます。そして最終的には『子は鎹』
余談ではありますが、ディープ・インパクトはもって生まれたものすべてが勝ち馬なので、努力したからといってここまでぶっちぎりで他の馬に勝つことができるわけではなく、スタッフに恵まれたり、この花道を飾って引退したり生きてることがすでに勝っていると思いました。運命的な勝ちってあるんですよね。
それに比べて、私の人生は何よ!と思うわけです。なんかこの家族にえらく共感しちゃって、面白い!という言葉では表せなくなってしまったのでした。自分と対比して考えても自分がそこまで真剣になって生きてきたことはないけれども、やっぱり何をやっても裏目に出てしまう。それって普通のことなんだと実感しました。思想のことがキャラ付けでちょっと出てくるんだけれども、そういうことはあまりわからない。基本的に、両親、兄、妹、おじいちゃん、そしてたぶんパパのお兄さん。この6人で繰り広げる珍道中。笑わそうとして作ったとも思えないし、出来たらこうなっちゃった、って感じがするのです。それぞれが個性豊かで面白い。トニ・コレットのお母さん役はあまりにも普通でおかしかったりします。結構ブラックな笑いが盛りだくさん。おんぼろの黄色いワーゲンのミニバスを押しながら飛び乗る家族が印象的。テーマパークのアトラクションみたい。気をつけて、ちゃんと乗れよー!!って応援したくなります。
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by chikat2183 | 2006-12-24 22:56 | 映画2006 | Comments(16)

「名犬ラッシー」

「名犬ラッシー」イイノホールで鑑賞
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小さな頃TVでずっとみていた気がするラッシー。何度もリメイクされているようですが、平成版ラッシーは原作の本を忠実に映像化したものらしいです。原作はなんと1940年に出版されているんだとか。コリー犬がとても印象的だったのを覚えています。
今回のラッシー、ふさふさの毛並みで品があるお顔立ち、とても見た目の美しい犬です。作品の中でもいっていたけど、いつも冒険しているラッシーなので当然男の子かと思っていたらラッシーというのは少女という意味だそうです。60へーでした。主人公の少年は新人らしいですがあまり可愛すぎず普通の子だったので逆にかわいかったです。さすがに品格があるピーター・オトゥールやサマンサ・モートンなどそれなりの配役もぴたっと決まっていて良かったです。が、そんな俳優人も犬の演技には完全に負けています。犬に演技させちゃうのって反則だわ。このラッシー嬢表情は豊かだし、本当に演技が上手。物語は誰でも知っている、ラッシーが我が家を目指して色々な困難を乗り越えて知恵を使って800Kmの距離を家路に戻るお話。イギリスの風景もとても美しく行った気分になります。旅芸人の小犬がやられるあたりから会場内は号泣モードで、子供たちはウェンウェン声を出して泣いていました。やはり今日も私は泣けませんでした。ちょっと必要がないなと思われたのは湖の???かな。このシーンに限ってはぶっ飛び。なぜこんなの入れたんだか趣旨がわかりませんでした。それ以外はストーリーもわかりやすく、やっぱりクリスマスシーンをちょっぴり入れてお正月のファミリームービーでした。特に愛犬家の皆さん必見。こんな犬なら私も飼いたい。まるでラッシーを買った女の子の気分。でも場所がないなー。★★★☆☆

今年も残り2週間足らず。年末のお仕事モードに入ってまいりました。どうやら今年の試写会もこれで最後のようです。試写状はまだ結構持っています。今月はかなり無駄にしてもったいなかったー。今年お正月作品の試写会がまだあるって遅いと思うんだけど。この先お客さんが減るのが目に見えているのに、まだまだ結構あるのですよ。みたいさくひんは劇場に行かせていただきます。
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by chikat2183 | 2006-12-14 23:04 | 映画2006 | Comments(0)

「百万長者の初恋」

「百万長者の初恋」一ツ橋ホールで鑑賞
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こまったちゃん。から譲っていただきました。
自称ほぼ韓流ババアではありますが、ドラマをみないのでヒョンビンという役者は知りませんでした。今の韓流スーパースターはかなりわかってきたけれども、次世代はまだ全然だめです。追いつけません。恥ずかしながらジャニーズもNEWSとKAT-TUNわかりません。すみません。
すでにヒロインが病気であることがわかっているので題名の「百万長者の初恋」とどう絡んでくるかが問題。しかし結局、まんまなのでした。わかりますよねラストが。ところが、あまりにべたなので逆にうるっとしちゃったりするシーンもあって、最終的にはラストでは泣いている人が多かった模様。題名で内容がわかっちゃうというのも韓国映画だからこそ。今年韓国映画で何人ヒロインが死んだことか。ほとんど誰か病気で死んでいるわけで、韓国の人たちまだ飽きないのかしら?それじゃなくてもデイジーでジヒョンちゃんとトンマッコルでヘジョンちゃんは撃たれて死んでるし殺しすぎ。そんなことは別問題ですが、まず、彼はホテル王の孫でおじいちゃんが死んじゃうわけ、両親は交通事故で亡くなってしっていて、遺産相続の条件が沢山あっておじいちゃんんの条件にうまくのせられちゃうわけです。最初、学校も嫌いな不良少年が、田舎に行って、身の回りの世話をしてくれる女の子と初恋?っていうのもかなり無茶だし、そんなことで不良がやめられるのかってのもどうかと思うし、誰も彼もがやっぱり老けた高校生。でもこのあたりはかなり慣れてきました。たぶん、韓国で暮らす普通の韓国人よりも韓国映画を沢山見ていると思うから。そしてこの主人公は不良なわけだから気がつくといつもタバコすっているし。日本の映画では高校生の不良でもあんなにタバコすわせないでしょ。内容はどうもアニメが原作といってもおかしくない世界でかなり乙女チック。(って言葉ありますか?)ヒョンビンはいろんな表情を見せてくれるのでファンにはこれもたまらない作品であると思います。主人公の二人はどちらも映画初主演らしい。ヒロインのヨンヒ、とても魅力的なかわいい女優さんです。日本マクドナルドのCFにでているとか。とにかく韓国映画が好き!という方必見です。★★★☆☆

さっき気がついたのですが、10月にソウルに行ったときの写真
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ウソンさまに挟まれているのはこの作品のパネルだったのです。やっぱりよくみればサイン入っていますね!!
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by chikat2183 | 2006-12-12 23:48 | 映画2006 | Comments(2)
「シャーロットのおくりもの」ヤクルトホールで鑑賞
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全世界で4500万部を売り上げたファンタジーの実写化。最近新しいファンタジー作品って沢山あるのですね。本当に知らないんだわ私。初版は1951年らしいです。(新しくないじゃん)生まれる前からあったわけですが、この5~6年の間に新約されているらしいです。10年前くらいにあれば知っていただろうに、あーあ。
主人公は子豚のウィルバー。なのに題名にシャーロットとついたのはこれいかに。原作知らないから原作は蜘蛛が中心?この蜘蛛の声をジュリア・ロバーツが担当しているということで気にして聞いていたけど、これ渋いです。
田舎の農場を中心に動物の世界と人間の世界をつなぐ作風は新しさは感じませんが子豚をかわいがる少女にダコタちゃんを使うところは集客力を狙ったのか、演技力を買ったのかといったところ。でもダコタちゃんすっかり少女になってかわいい。いつものような生意気な女の子じゃなくて田舎の純朴な少女の役はさすがです。きーきー騒ぐこともないしね。彼女出てくるたびに成長がみえてこっちが年取るわけだわね。
子豚を取り巻く、少女、蜘蛛、ねずみ、そしてそのほかの農場の動物たちの友情というか愛情というかそういう内容は新しくないけれど、ハムにされちゃいそうな子豚を助けるために蜘蛛のシャーロットが起こした行動は…?現実の生態系なんかも入れられていて大変勉強になりますよ。
ほんのりじわりとするファミリームービーです。★★★☆☆
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by chikat2183 | 2006-12-11 23:22 | 映画2006 | Comments(8)
「敬愛なるベートーベン」シャンテシネで鑑賞
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銀座ポイントカードで無料鑑賞
エド・ハリスも熱演だけれど、ダイアン・クルーガーがすごかった。というのが終わった後の印象。私も第九好きの日本人だからか、年齢によるものだからか第九を聞いているだけでジンワリしてしまいました。第九が演奏されるのはおそらく終盤近くのクライマックスで10分も続く迫力のシーン。さすがに、わけアリのシーンも音に負けちゃってて聞きほれちゃいました。観客の年齢も私が若く感じるぐらいの先輩方が多く驚きました。それも一人で来ている方が多くて重なる驚き。若い人ほど二人連れだったりとかして。
私が学校以外で音楽らしきものを習ったことは中学生の頃から10年ほどあるのですが、基礎とか基本とかそんなものはわからないので完全音階とか言うの?もっていないです。カラオケもろくにできない(レベルが違う?)本当に音楽を知らない音痴な訳で、こういう音の世界にいる人たちってすごいと思います。もちろんベートーヴェンは天才だと思うし、この実在の人物だか架空の人物だか良くわからないけどアンナ・ホルムという若い女性も天才だと思うし、頭の中に音が散在するということが想像つかないのです。ダメだね、私。凡人過ぎて。よく小学校の音楽室に飾ってあるベートーヴェンの写真、というか似顔絵?エド・ハリス、よく似ていると思いました。あの映画みに来ていたおじいちゃん、おばあちゃんは本人と勘違いするのではないかとかんぐってしまいます。それとダイアン・クルーガーの着ていた衣装が何気にかわいくて気に入りました。とっても地味なのに。
これからますます耳にすることになるであろう第九。私の第九との出会いは小学生のときの賛美歌。音楽の先生に「この曲はベートーヴェン作曲の第九で…」という言葉は耳に残っているけど訳がわからなかった。小学生にそんな事言って何がわかる?わけないでしょう?それからもう少し大きくなって初めて第九がわかったのです。おばかな小学生?それともそんなことを言う先生がおばかかな?街はクリスマス。ツリーの周りでは割と第九がかかっていますから、ベートーヴェン作曲、堪能したしましょう。★★★★☆
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by chikat2183 | 2006-12-10 18:12 | 映画2006 | Comments(2)
「デート・ウィズ・ドリュー」東京厚生年金会館で鑑賞
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自分が出演したクイズ番組の賞金$1100を使って、期限付き30日の間にド素人の青年が女優ドリュー・バリモアにデートをしてもらおうとあらゆる手段を使ってチャレンジするドキュメンタリー。やらせのようなやらせじゃないような変なドキュメンタリー。賞金の$1100の中からビデオカメラも自分たちで購入し映しまくります。この主人公で監督のブライアン君、しゃべるしゃべる。機関銃のよう。全くとまらない。結局自分たちで自主上映するような作品をここまで持ってきてしまったのは企画が勝ったと言う事ですかね。上映前にはスクリーンに『この作品には”秘密”があります。まだみていない人に筋を教えないで…』みたいなお願いが出ていましたが、そんな秘密って何?結末?結果?そんなことを言っちゃあいけないってこと?そんなことはこの作品の主題から言ったらとっても小さなことのような気もするけど、教えるなといわれたら教えるわけには行かないので黙ってるけど。結局そこに行くまでの30日間経過が大事なわけ。どんな小さなコネでもみつけて突き進んでいくわけ。周りの友人たちの努力も半端じゃないし、お友達に恵まれているのね。やっぱりお友達が大切。とにかくこのしゃべりまくるブライアン君、コネタをいっぱい詰め込んでいるので所々で笑わせてくれます。でもこのいかにもアメリカ人の27歳の青年、キャラが濃い。1時間30分と小さくまとめているのにちょっと飽きてしまったのは私がドキュメンタリーが嫌いだからかしら。でも、女性よりも男性がとっても楽しそうに笑っていました。コメディーとして気軽のにみるのにはいいかも。★★★☆☆
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by chikat2183 | 2006-12-07 22:13 | 映画2006 | Comments(5)

「酒井家のしあわせ」

「酒井家のしあわせ」サイエンスホールで鑑賞
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普段気が付かない普通の生活が幸せ…そんなテーマを持ったファミリームービー。思春期の中学生の少年の目線で作られたところが面白いです。友近×ユースケ・サンタマリアの夫婦役が斬新で面白いという解説があるけれども、友近の演技は普段の彼女のネタと代わり映えなく、年相応のおかあさんの役があまりにもはまっています。一人コントというのは一人芝居ということなのだと実感しました。もう一人、少年の親友の母親を演じる濱田マリが機関銃のような関西弁で、解るでしょう?関西が舞台なので役者さんたちも関西人を起用。東京人を演じるユースケクンも実は九州出身者だったはず。でも、ヒガシモノといわれるとそんな感じもしてしまいます。ちょこちょこといろんな人が顔を出します。本当はすごく豪華なんじゃないの!主演の森田君は良く見かける子役さんですが、何に出ているかといわれると良くわからない。でも、親に反発する姿とか女の子を意識する姿とかよく表現しているなと思いました。監督は呉美保、29歳の女性監督で初監督作品。本当にあたりまえのことだけなのに、自分のことと置き換えて結構みいってしまいました。はじめは2時間ドラマ風かと思っていましたがそんなことも無く適度な笑いと適度な感動。(涙を流すほどではありませんが)中学2年の男の子ってこんな風だったっけ。なんて。この作品のもうひとつの話題は音楽を担当したのが山崎まさよしということ。オリジナルのメインテーマの作曲と数曲彼のオリジナルが流れますが、尾崎豊を使ったりするところは脚本だか彼のこだわりだかは定かではありませんが、とても品がよく音楽がかかっているので全く映像に邪魔をしていません。もっとじっくり聞いてみればよかったと後から思っても遅かったと後悔。全体としてよくまとまっていましたが、ネタバレになりますがユースケがちーっとも病気に見えなかったのが残念。誰でも気楽にみられるファミリームービーですが大人が子供を見守る目線で鑑賞すると面白いと思いました。★★★☆☆
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by chikat2183 | 2006-12-04 22:37 | 映画2006 | Comments(2)

「硫黄島からの手紙」

「硫黄島からの手紙」九段会館で鑑賞
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クリント・イーストウッドはやはり巨匠だと思わせるような作品。戦争映画ではあるけれども、戦争映画であることを忘れて普通の歴史ドラマとして見入ってしまいました。当然戦争の悲惨さや無意味さを伝えているんだけれども、硫黄島に飛ばされて、極限状態で生きている兵士たちの姿が痛いほどわかります。アメリカ人であるイーストウッド監督がこの日本人の文化、心理、基本精神、などこんなによく描けたものだと感心させられました。アメリカ人が見る日本の姿でまともなものが今までまったく無かったので、まるで日本の監督が作ったような感覚。でも日本人だったらこんなに冷静に作れなかったと思うし、イーストウッド監督が中立ということばにこだわる意味がわかったような気がします。全編にわたり、モノトーンのようなもの悲しい色調。赤い色、特に血であったり勲章であったり、日の丸であったり、戦争の象徴ともいえるものだけがくっきり浮かび上がる画像はこだわりが感じられます。
軍人としても立派な、そして人間としてもこの上なく立派で尊敬できるような人物栗林を演じる渡辺謙。自らも生き残れないことを察知しながらも部下を愛し統率していく姿は人間の大きさも含めてすばらしいです。こんな役をやるとますますあこがれますね。
でもやっぱりあくまで死にたくない!ということを演じ続けた二宮クン。ずっとおびえたような表情で助けてあげたくなります。これはやっぱり助演でオスカーにノミネートされるかもといううわさも納得がいく演技。彼はアイドルやるより役者やったほうがいいと思います。
人間極限の状態で気持ちがおかしくなるというのもよくわかったし、んんん、イーストウッド監督、よく作ってくれました!といいたいです。「父親たちの星条旗」よりも日本人である以上は見ておかなければならない作品だと思います。文化の違いで、アメリカサイドの物語が受け入れられなくても普通邦画として見られる作品であると思います。★★★★☆
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by chikat2183 | 2006-12-01 23:30 | 映画2006 | Comments(6)

「ダニエラという女」

「ダニエラという女」スペースFS汐留で鑑賞
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感想?モニカ・ベルッチ、スゲ~スゲ~!!(下品ですみません)すごい!という感嘆符を超えています。同行したAOIさんは仏文科だったので原題を訳してもらったら「私をいくらで愛する?」とか、そんな意味なのだそう。そこからして娼婦のお話ということは想像できます。まして18禁作品で、今時18禁作品ってあるんだなーと驚きはありました。18禁なんてどんなにすごいポルノタッチの作品なんだろうとかんぐってしまいますが、別に何ということもなし普通にSEXシーンはあるけど、そこまで制限するような画像でもないし、そうかー、お客さん入れるための作戦か?などと思ってしまいました。モニカ・ベルッチが今までに全裸を見せたことがあるかどうかはしらないけれど、確かにあんな裸は見たこと無いかもしれません。38歳子供一人。でもまだ30代なんだ。もう40過ぎたと思ったけど若かったのね。しかし、その胸のすごさ、半端じゃない。感動すらしちゃいます。叶姉妹に匹敵するパワーです。ズドーンと全身をみせるシーンとかショットとか無かったけど、引力に反して胸が崩れないのですよ。横たわれば高さがなくなるとか、立っていてば下にさがるとかそういうのがない。サイボーグみたい。お見事!!あれは一般人では無理だわ。正面に座っているシーンは裸よりもスリップ姿が多く、よりセクシーなのかも。でもきれいなんだけどお顔のアップがちょっとオバサン入り気味でもったいなかった。
歌劇曲、ブルース系のまったりジャズが心地よく、フランス映画独特の間の取り方とか、こじゃれた台詞でくすくす笑わせたりとか、あーー、フランス映画!と思えるような作品です。そんな中でも主演のベルナール・カンパンが恋する中年男の表情をいい感じで演じています。全然2枚目じゃないのになんか愛らしいです。とにかく、モニカ・ベルッチに圧倒されます。★★☆☆☆
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by chikat2183 | 2006-11-30 22:33 | 映画2006 | Comments(4)