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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「愛を読むひと」

「愛を読むひと」ユナイテッドシネマ豊洲で鑑賞
「愛を読むひと」_d0020834_150920.jpg

ケイト・ウィンスレットが主演女優賞をとったということで…。
この作品が映画として良いか悪いかというよりも、私はこの物語そのものに嫌悪感を覚えました。
実際、どのくらい脚色され演出されているのかはわかりませんが、60年前のドイツ。
いいのか!こんなことで。
今だったら…、みんな捕まってる。
一人の女性の人生を狂わせてしまっている社会、戦争。
考えさせられることが非常に多かった。
親子ほどの差のある年齢の男女。
なぜ、彼女は彼をそのように導いたのか、まずそこから疑問。
大人と子供。
彼は母親の愛情に言えていたわけでもお金がほしかったわけでもないに、彼女も特別「男」に餓えていたわけでもないと思う。
単純にお互いにそんな感情が芽生える状況でもなく、ありえない。
そしてまずいでしょ、それって。
大人になって弁護士になった少年も、なぜ彼女を助けようとはしないのか。
彼女は、自分の恥ずかしい事実(やり直しがきくはずなのに)を自分の命をかけてまでなぜそこまで隠そうとするのか。
レイフ・ファインズの演技がいつもよりか静かでした。
その分の激しさは少年時代の彼が全部引き受けたように。
本当にあれは恋愛だったのか。
ケイトに至っては、よくあの裸体をさらけ出したということで賞ものでしょう。
中年の体型になって美しさのかけらもない。
(女優としてわざと作ったと思いたい。)
タイタニックでの裸とは別物でした。
演技そのものに感動とかはかんじませんでした。
汚い姿になっていく女性を演じるというのはやっぱり大変なことなのかもしれないけど。
でもそれは女としての性(さが9なんですよ。
美しいと思わなければいけない。
クレジットされるなかにミンゲラ監督の名前があったんですが、彼が監督するはずだった作品なのでしょうか?
★★★★★★★☆☆☆
by chikat2183 | 2009-06-21 22:26 | 映画2009