てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「ディア・ドクター」

「ディア・ドクター」試写会 一ツ橋ホールで鑑賞
d0020834_2351598.jpg

鶴瓶の初主演を見るというよりは、西川監督の新作をみたいという感覚。
まだ30代前半の女性監督が独特の視線から書く脚本が待ち遠しい。
すでに「ゆれる」から丸3年がたっています。
都会に住む私にとってはこの作品が取り上げている問題に対してすごく外から遠目で見ているんだけれど、こういう問題本当にあるわけで、切実にフィクションとは思えないでみている人もたくさんいるのだと思います。
鶴瓶師匠の演技は特に必要ではなく、鶴瓶さんの人柄というものがこの作品には大きく影響しているんだと思いました。
この行為は完全に罪であるとしか言えないけど、騙されて癒されている人も多くいるということは、人間の治癒能力というものの強さを一番感じました。
この脚本を書くにあたって、監督も医療というものそのものをかなり学んだり、山村の無医村について多くの取材をしたと思うし、癒しの行為というもの、心療内科とか精神科とかの現場にもかなり立ち入ったんだろうなあなんて、余計なことも多く考えちゃったりしました。
これはできるまでにかなり時間がかかるのも無理はない…と。
内容はともかく、監督の投げかける問題に対して、観客もはたして答えが出るのだろうかとも思いました。
考えることが問題であって答えは永久に出ないような気もします。
でも、なんかこの曖昧な重さ、好きです。
鶴瓶さんよりも、余貴美子サンや八千草さんの存在感が圧倒的で、鶴瓶さんが吉永小百合サンの引き続き、八千草さんとの共演を心から喜んでいる様子がうかがえます。
初めから構えてしまうことなくまっさらな気持ちで、受け止める器を大きくもってこの問題を受け止めてください。
人それぞれ受け止め方が違うと思うけど、私は不思議に心がふわっとした感覚でした。
★★★★★★★☆☆☆
[PR]
by chikat2183 | 2009-06-10 23:21 | 映画2009 | Comments(2)
Commented by まてぃ at 2009-07-18 11:38 x
こんにちは。
私には八千草さんの存在感が圧倒的で迫力ありました。
ひとそれぞれですが、いろいろと考えさせられる映画ですよね。
西川監督、次回作も期待しちゃいます。
Commented by chikat2183 at 2009-07-23 09:10
※ まてぃ さま
八千草さんはかわいく年齢を重ねていらっしゃいますよね。
なかなか人間そうはいかなくて憎まれるおばあさんが多い中、うちの両親と同年代の八千草さんがこうして活躍してくれるとうれしいです。
なんだか本当にありそうな話なので怖くなりました。