人気ブログランキング | 話題のタグを見る

てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」

「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」TOHOシネマズ六本木ヒルズで鑑賞
「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」_d0020834_12135850.jpg

どうしても初日にみたいというビョンホンファンの要請に応えて、初日鑑賞。
初回上映がなく、午後一の回はキムタク舞台挨拶のためチケット完売。
そのため3時の回はお姉さま方の予約で前日にチケットがほぼ売り切れ状態だったので、彼女は6:30の回を予約。
仕事帰りの10時半ごろ彼女はチケット交換に行ったみたいだけど。
だいたいの予測できました。
なんか、初めからそんな騒ぐような作品とも思えなかったんですが、マスコミがお金をかけてあまりに騒ぐので、特に女性たちは皆乗っかってしまったようです。
逆に、日本の宣伝のように3大イケメンという売り方をしなければ、インディーズ系の作品としてマニアがじっくり鑑賞したのではないでしょうか。
だから、そういう売り方をしなければならない状況に追い込んだ制作側の誤算があった様な気がします。
お客さんたくさん入れればいいってものではない。
上質の作品を作るほうが受けると思うけど。
まず、木村拓哉。
どうも役のイメージと違うんです。
私がキャスティングするのであればこの役はどう見てもオダギリジョーが適役。
断られたんじゃないかと思いました。
それで日本一人気のある若手タレント…決して俳優としての評価で出たわけではないと思う。
人気で客さん入れようみたいな。
それなりにナイーブな役だけど無難にはこなしていたけど、既に体に傷を負ったりしている状態を見ただけで痛々しいから、演技そのものに目がいかなくなっちゃいます。
キリストの再来をイメージしているのかどうか知らないけど、キリストは、人の痛みを自分の心の痛みにしたわけで、体に傷は負ってないのでは?
ただし処刑は別。
キリストの処刑には人間の強欲さとかが絡んで売られているわけだし、そういうことを思えばシタオはキリストの再来ではない。
万人を救うほど絶大な力を備えていないし、体の癒しだけだったみたいだから。
虫のシーンは頑張ったね、拍手!
ビョンホンについて。
ビョンホンである必要はないけど、あの脂っこさが悪役っぽいしセクシーなシーンは彼が全部背負ったのは監督のお好みなのかしら。
シルクのシャツがやくざっぽいけど色気ありすぎて怖さがない。
一応マフィアのボスなのに。
あまり物語に絡んでいないので、このキャスティングも話題つくりとしか感じられませんでした。
この二人も全編英語のセリフって言ってたけど、セリフいくつあった?
3つか4つ。
誰だって覚えられそうだ…、マスコミ騒ぎすぎ。
ジョシュの出演作について考えたんだけど、たくさん見ているのに印象に残るものはほとんどない。
子供っぽい笑顔が素敵な役者なのに、何でなんだろう。
これだって、タクヤだビョンホンだって騒がなければもっとジョシュも名前を挙げられる、完全にジョシュの主演作品。
さらに3大イケメンじゃなくて香港代表のショーン・ユーが香港でのジョシュの相棒役でずっと出ているのに、さらに裸にもなっているのに全然騒がないってどういうこと?
私はこの中だったらショーンを押しちゃいます。
あの精悍なお顔立ち。
香港の次世代のトップスターって知っている人は知っているのに、なんだか残念。
ショーンが出た時にその小さなどよめきが…。
感じた人は映画通。
感じない人は映画見ない人。
パンフレットにクレジットされているのにちっとも知らなかった。
同行の友人が
「えー、ショーン・ユーなんて知らないけど、ビョンホンに比べたらちっちゃいでしょ?」
って違うと思いませんか・比較。
ストーリーを追うと訳が分からなくなりますが、ストーリーは単にジョシュがシタオを探すだけなので明白。
問題は画像なんだきっと。
わけわかんない。
血と裸。
女性向けの作品ではないと思います。
★★★★★☆☆☆☆☆
by chikat2183 | 2009-06-06 22:15 | 映画2009