「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
2009年 03月 12日犬が主役だと泣けるはず…、でもコメディだよね?これ。
って軽いノリでみに行きました。
オーウェン・ウィルソンもジェニファー・アニストンも嫌いじゃないんです。
ラブラブラブカップルから大家族として出来上がっていく生活の流れを犬とともに描いているドラマでした。
ラブコメではないんです。
でもすっごいキスシーンの多さ。
うまくまとめられないんですけど、ジェニファー・アニストンの声のイメージってレイチェルのあの下っ足らずのような吹き替えの声じゃないですか。
ジェニファー・アニストンの映画は当然数本見ているんだけれどもこんな声だったっけ?
なんて少し戸惑ってしまいました。
意外に低い声だったのです。
おバカ犬というのは結局のところ昨今の「おバカ」ブームに付け込んでつけたと思われますが、別に、特に訓練校を退学になったからって、バカって感じでもないです。
バカに見せているだけのことです。
こんな邦題つけなければそんな風に見なかったと思うし、もっともっと愛情を持って作品も犬もみることができたのではないかと思いました。
ラブラブの新婚時代から、仕事の悩みや子供のこと、夫婦の役割、若い人よりも子供を持っている年代の方たちにみてもらうような話です。
主婦の立場から、夫の立場から、家族としてなどうなづけるようなシーンもたくさんあるし、そんなに馬鹿にしてはいけないとも思いました。
犬に視線を持っていかれているのも確かなんですが、この犬22匹も使っているんだそうです。
ふつうは5~6匹らしいですよねえ。
犬好きの人は心から楽しめると思います。
日本で作る「泣かせる」ような作品には作ってないようですが、それでもやっぱり犬が老いていくシーンには涙が出そうです。
もっと、コメディ色を出した方がよかったような気もするのですが。
★★★★★★★☆☆☆