「少年メリケンサック」
2009年 02月 15日のっけからのハイテンション、場内大爆笑で大口開けてガハガハ笑ってストレス解消。
何しろあの宮崎あおいちゃん、佐藤浩市氏、田辺誠一氏、勝地涼クンなでみんなコワレちゃってます。
この名前だけでも、皆さん俳優として優等生のレッテルを貼っている方ばかり。
それなのに、このクドカンワールドに入れられるとこの変貌。
それが俳優という職業ならではと言ってしまえばおしまいですが、このすごさはどこまで壊せるかということにつながっているみたい。
脚本家宮藤官九郎の手腕は置いておいて、監督宮藤官九郎の手腕がいかがなところかと思うんですが、それは彼の脚本がうまく仕組まれているせいで、今までの宮藤官九郎オリジナル脚本はみんなハイテンションで、監督の個性が隠れてしまっていると思うんです。
がこれは自分で作ったわけで、こうやって作るんだよ!というお手本になっているのかとも思えるほどはちゃめちゃな世界。
なんか、ライブハウスに行っている状況は感じなかったけれども、特別な異空間にいるということは体感できました。
キム兄とユースケはあまり壊れてなかったので、彼らもきっと壊れたかったに違いないと思ったのですが。
すごく気になっていたのは、ピエール瀧の鼻って本当に曲がっているの?
焼き飯とチャーハンの違いって?
そしてパンクって何?
★★★★★★★☆☆☆