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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「6年目も恋愛中」

韓流シネマフェスティバル2008 ラブ&ヒューマン「6年目も恋愛中」シネマート六本木で鑑賞
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2008年/韓国 原題/6년째 연애중(6年目 恋愛中)
全くノーマークの作品で、一般的なキム・ハヌルのテンションがどうも好きでなく、相手役のユン・ゲサンなんてほとんど知らなくて、それなのに、恥ずかしいほど涙が流れてきました。
どうみたって、キム・ハヌルとこの題名、ラブコメでしょ。
確かに、基本的にラブコメなんです。
しっとりとした正統派ラブストーリーではないにも関わらず、大量の涙です。
もちろん悲恋ではありません。
感動したのでもありません。
たぶん、これは悔し涙。
一緒に涙流した観客多かったようで、そういう意味で女性にはかなりガツンとくる作品だったようです。
6年も付き合っていると、相手が家族のように思えてくる。
俗にいう 「空気みたいな存在」
お互いの好みや性格全て知り尽くし何でも言えるはずが…です。
大きな病気かもしれなくてとても不安な状態で、一番頼りにしたいときに、男の身勝手さが前面に描かれていて現実味がありすぎるというか、どうも自分はキム・ハヌルになっていて情けなくて、辛くて、悔しくてどんどん涙が流れてくる状態でした。
キム・ハヌルのいろんなことへの一生懸命さとか、それが裏目に出て成功までたどりつかないもどかしさとか、病気とか、そんな精神的に揺れている女性の心ぼさそが非常によく出ていたと思います。
別に相手の男、特別悪いやつというわけでもなく、すごく一般的な人間ですが、、どうにもそのあと一歩のところで逆に行ってしまうところが、実際にありそうで許せなかった。
ユン・ゲサン、人気のある俳優さんでしょ?
ってファンの方には申し訳ないですが、私にはいま一つ、こう、ひきつけるものが感じられませんでした。
それでも泣かされたのはよけいに悔しいかも。
逆に、人気デザイナー役のシン・ソンロクですが、なかなかいいかも。
若いのに、すごく落ち着いている感じでこれから注目です。
ラスト、いまいち気に入らないんですけど、あんな男とは早く別れろ!と言いたいけど、運命の相手って本当にいるような気もするし、微妙な男女の距離感もいい感じで終わったということなのでしょうか。
きっと、男性がみてもつまらないと思うけど、女性がみたら、なにか、衝撃があるかもしれません。

今回の韓フェス、上映スケジュールが偏っていて、前売り2セットも買っちゃって消化できるのでしょうか?
1度逃したらみられない作品もあるような。
「星から来た男」金曜までに行けないと12月のプロジェクター上映1回のみ。
今年のお正月韓国であんなに騒いでいたのに扱いこんなに小さいの?
チョン・ジヒョンファンだってもっと宣伝すれば来るでしょうに…。
by chikat2183 | 2008-09-29 22:46 | 映画2008