てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「宮廷画家ゴヤは見た」

「宮廷画家ゴヤは見た」試写会 よみうりホールで鑑賞
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久し振り、見応えのある作品と出合いました。
ドラマ的にも美術的にも引っ張り込まれて身動きできなくなりました。
邦題「宮廷画家ゴヤは見た」ってこれちょっとひどいと思いました。
まるで市原節子がのぞいているそんな雰囲気で、軽い作品だと思いやすいと思いませんか?
話は1790年から始まっているそうで、スペインだのフランスだので、宗教の権力争いなんかも絡んできて結構複雑な内容ですが、考えられない人生を送るはめになった少女イネスを中心にして、話が展開されています。
キリスト教は何気にわかるけど、カトリックはやっぱりわからないところがあります。
(プロテスタントで育ったので)
しかし、バビエル、なんでこんな癖のある役ばかりなんでしょ。
ソバージュヘアはとてもお似合いなんですが、出てくるだけで恐怖を感じされる威圧感って何?
で、このコピーが「真実の愛」とか「立ち入り禁止の愛」とか愛ってことば勘違いも甚だしい。
愛じゃないでしょ?
自分の聖職を力にしたいたずらでしょ?
神に捧げた身なんだからいけないことです。
(聖職じゃなくてもいけないことです。)
そして、バビエルよりすごかったのは、ナタリー・ポートマン。
前半の美しい少女の要望から、牢獄から解放された時の姿は、言葉にできません。
これ以上ボロボロはあり得ないくらいボロボロ。
あの美しい彼女が痩せて顔を変形させ、歩くのもやっとという姿を見せてくれます。
SWのかわいいお姫様と同じ女優さんとは思えない…。
バランスを考えたのか体つきも全体に小さく映していて悲壮感がいっぱい。
本当の女優になったなと感じました。
ゴヤが描く絵も素晴らしく、きれいでした。
自分の体が打たれているような痛さも感じられる作品でした。
★★★★★★★☆☆☆
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by chikat2183 | 2008-09-26 22:45 | 映画2008 | Comments(0)