てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「イントゥ・ザ・ワイルド」

「イントゥ・ザ・ワイルド」試写会 よみうりホールで鑑賞
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これまた、主人公に思い入れができなくて、私には受け入れられない作品でした。
監督はあのショーン・ペン。
途中でほかの監督さんたちのように自分でも少し登場するのかとも思ったのですがそんなことはありませんでした。
淡々と物語はできていて、時折その自然の美しさ、動物、植物、空、大地、水…、そんなものに対する映像の美しさにはかなりのこだわりが感じられて、そのあたりで2時間半という超大作も我慢が出来たのかもしれません。
でもやっぱり、この内容で2時間半引っ張っていくのは大変だったと思うし、観ている私もかなり厳しかったです。
主人公の彼の繊細な心が私には理解することができず、単なるわがままな親不孝者としか思えませんでした。
きっと若い人だったら、親に少しでも反抗する心を持っている思春期からもう少し大人になった人たちにはかなり響くんだろうなと思います。
でももう大人になってしまってかなり親のありがたみなんて知ってしまうほど人生を行ってしまうと、どうだろう、きっとだめだ~。
彼の無事を祈る親と同じ気持ちになってしまいました。
そんな彼は、自由に野宿とか、人とのふれあいを避けた生活をして短い人生を終わらせてしまいますが、結局、なんでそうなったの?
という疑問だけが残ってしまう。
本物の彼(最後に写真で出てきますが)よりもかなり」ハンサムな青年がやっていたのでドキュメンタリー風な作りでもどうにか行けたけど、もっと普通の俳優さんだったら、完全に寝てしまっていたと思いました。
もう少し短く作るのも監督の仕事だと思うんですが。
でなければもう少し大きなメリハリをつけるとか。
(この主人公の彼、スピード・レーサーの主演の子らしいけど、未見なので触れられません。
たて続けに2本主演したわけだから、この先有望なんでしょう。)
生きていくためにしなければならないことたくさんあると思うのですが、いかがなものでしょう。
若いうちにしておくことってこういうことではないと思う。
いい人たちに巡り合えたことは幸せだけれども、自分の夢や希望の持って行きどころ、違った方向なんじゃないかなって思いました。
みんなが同じ人生を行く必要はないけど、親を心配させたり、先に死んでしまうなんてもってのほか。
感動もなくすっきりしないで終わってしまいました。
ただ、彼の壮絶な痩せ方には感動しました。
(感動の仕方間違ってた。)
★★★★★☆☆☆☆☆
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by chikat2183 | 2008-08-22 23:11 | 映画2008 | Comments(8)
Commented by 紫(むらさき) at 2008-08-25 12:36 x
こんにちわ、TBありがとうございます。

>親のありがたみなんて知ってしまうほど

そ~!なんですよね・・・、はいはい。

現作本を読むとどの様な印象を持つかは解らないのですが、
どんな条件の親であれ、不自由なく育ててもらっておきながら・・・(怒)、と私も思いました。
綺麗な素晴らしい映像ですけど。
Commented by chikat2183 at 2008-08-26 01:07
※ 紫(むらさき)さま
監督は、メッセージを伝えたかったのか、映像をみせたかったのか、その辺がよくわからなかったの。
頭がいいならもっといい使い方してほしいって思いました。
親はどんな子でも愛情を持っているのにね~。
(例外もあると思いますが…)
Commented by mig at 2008-08-26 01:08 x
こんばんは♪
chikatさん

そうですか〜、、、ダメでしたのね。
長いと好きなタイプの作品じゃないと普段だったら
早く終われーなんて思っちゃうこともあるけど
これはサバイバル的なシーンもあって入り込んで観ちゃいました。
確かにあのヤセ方、すごい!感動的(笑)
『マシニスト』でのクリスチャンベール並み?!
Commented by こころ at 2008-08-28 13:20 x
こんにちわ。突然すみません。
なんの前知識も持たず誘われるがままこの作品を試写会で観ました。
とりあえず最後びっくり仰天してしまいました。
実話を元にしている事すら知らず、
二時間半の自分探しの末に最後は亡くなってしまうとは!!!
と目が点になりました。
彼が無事帰れたらこの旅は彼の家族にとってもとても有意義なものだったかもしれません。しかし、現実は甘く無い。。
ハッピーエンドとはいかなかった所に人間の脆さ、残酷さを感じなんだかもやもやしました。
帰りの電車の中でも、「川はなんとか周り道できなかったのかな?」とか「サバイバルの勉強もっとしとけば。。」とか「自分の手だけでとはいえ現地の人に何か一言いっておくとか。。」もやもやし今でもなんだかもやもやします。
主人公の行動については否定はしませんが共感もできませんでした。
だんだん痩せていってベルトの穴が増えていくのが恐すぎました。

Commented by chikat2183 at 2008-08-28 21:39
※mig さま
こんばんは
お返事遅くなりました。ごめんなさい。

そうそう、私も「マシニスト」思い出してました。
本当に骨と皮1枚って感じですごかったです。
映画はどうしてもストーリーを第一に見てしまう傾向があって、彼の自虐的な生き方がどうも気に入らなくてついていけませんでした。
ちょっと残念な気持ちが残りました。
Commented by chikat2183 at 2008-08-28 21:45
※こころさま
コメントありがとうございます。
彼は自分探しというよりは逃げているように思えたのですが。
普通の暮らしから一転してホームレスの様な生活、それも都会ではなく自然の中ですから、無理としか言えないですよね。
そういって若い人の逃亡に警鐘を鳴らしたとも思えるラストでした。
自然は美しいですが怖いです。
そんなことこれっぽっちも考えたことのない私はダメ人間でも幸せなんでしょうね。
Commented by 風情♪ at 2008-09-21 14:11 x
こんにちは♪

もうほぼ、chikatさんと同意見です!
逃げっ放しの旅を「自分探し」とか「幸せとは?」と
耳に心地イイ言葉に置き換えてるあたりに憤りを
感じてなりませんです。

彼の言動に対してウェインが言ったありきたりの
セリフではあるんですが「頭でっかちになるなよ」
の言葉が印象的でした♪ (゚▽゚)v
Commented by chikat2183 at 2008-09-22 23:31
※風情♪さま
こんばんは
いつもありがとうございます。

主人公の彼は頭がいいばかりに自分に自信がありすぎてこうなっちゃったんでしょうね。
映画がいいかどうかは別として、ストーリーに感動しなかったんですよね。
10代の選ぶベスト映画だそうですね。
年代的にも私はだめみたいです。