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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「後悔なんてしない」

「後悔なんてしない」新宿バルト9で鑑賞
「後悔なんてしない」_d0020834_16375288.jpg

話題の衝撃作。
バルト9でもレイトショーのみなので夜9時からのこの回を見逃せないのですが、どうもこの企画行ってみてなんか分かったような。
場所が場所なんだわ。
怪しいカップルが何組かいたんですもの。
終わってから地上に降りたときに11時、新宿のド真ん中で人はたくさんいるんだけど、その中でももう人目をはばからず怪しいカップル、何組か見ましたよ。
そこで、そうか~この人たちみんなみに来るんだ、韓流マダムさんたちばかりではなかったのね。
十年ほど前に2丁目に程近い3丁目を歩いていて路上でチューしているカップルとかお手手つないでいるカップルとか初めて見たときの衝撃を思い出しました。
本当に存在するんだこの人たちって。
それも若い子より結構年配の人が多くて見た目もすっきりさわやかじゃなくて普通のおっさん同士なんだよね。
不思議な世界だわ。

さて、韓国ではタブーとされている同性愛、真正面から取り組んだインデペンデント作品ながら、彼らの愛情とか、切なさとか、葛藤とか普通にラブストーリーとして受け止められるいい作品でした。
監督さんが、自らゲイであるとカミングアウトしたそうですね。
そんなところからなんだか痛々しさが伝わってきました。
次世代の人気俳優イ・ミヌ、私の好みではないけど、こういう濃い役よくこなしたなと思いました。
主演はイ・ヨンフンとイ・ミヌでどちらかというとイ・ヨンフンが中心。
なのに人気順なのかイ・ミヌが先にクレジットされててフ~ンって思いました。
ベッドシーンとかキスシーンとか本当に濃いんだけど、いやらしさとか汚さとかそんなのなくってすごく綺麗に作ってありました。
こういう関係って50/50なんだなって勉強になりました。(何がいいたいか分からないよね)
さらに、こういう人たちって匂いがあるらしいし、同じところに集まってくるんですね。
画像のブレが少し気になるところもありましたが、じっくりと表情などがみられたのが良かった。
オープニングの水のシーンが印象的に美しく、完全に掴まれたのも確か。
ラストもどうなるのかこの先気になるけど二人には明るい未来なのかな。
途中、いきなり犬を飼いだした主人公のスミン。
この犬が天才かと思わせる演技をするので注目していたら、イ・ヨンフンの愛犬なんだって。
本当にそういう感じだったもの。
注目してしまいました。
先日、「良い奴、悪い奴、変な奴」で始めて자막 없이体験だったけど、この作品、結構行けちゃいました。
私の語学習得レベルもかなり上がったのもたしかだし(本当かい?)中級って本当に難しいけどどこまで表現を広げられるかという成果がかなり見られました。
「奴×3」のリスニングには完敗でしたけど、字幕も当てにしながら単語じゃなくて文章で聞き取れている台詞がたくさんあったのでうれしかった~。
”그 사람은 내가 사랑하는사람이에요.”
「あの人は僕の愛している人です。」
これは初級か?
看板なんかも普通に英語程度に画面から逃げられない内にほぼハングル読めてるし、なかなかいいぞ!
そして記憶に新しい鐘路や忠武路の町並みとか、おっ、おっ、おっって感じで場所が特定できてるのもなん自分で感動してた。(あほか?)
確かに話題が話題を呼ぶであろう作品。
来週からは更に遅いレイト上映です。
そんな遅くちゃ帰れなくなるよ~。
★★★★★★★☆☆☆

あ、上映前にスクリーンの入り口に「奴×3」のポスターがおいてありました。
パネルになっているのです。
ハングルバージョンなんですが。それも単品でガンちゃんとビョンホンさんの2枚。
何で何で?
終わったときには姿がなかったんですが、上映決まったんですか?
by chikat2183 | 2008-08-08 15:51 | 映画2008