人気ブログランキング | 話題のタグを見る

てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「コレラの時代の愛」

「コレラの時代の愛」試写会 九段会館で鑑賞

純愛小説が原作なんですと。
でも、これって純愛って言うんですかねえ。
でも純愛なんですよ。
一人の女性を生涯プラトニックに愛し続けたわけですから。
でも体はそうはいかなかったみたいで、精神的なものと肉体的なものは合体できなかったのですね。
一人の人を愛するばかりに自分の体を売る仕事をするわけで、それも、人数数えたりとか、大分異常な世界に見えたのですが。
そして片隅から見つめるストーカーのような…、それもハビエル。
ハビエル・バルデムは「ノーカントリー」ですごいキャラクターを作りすぎてしまったうえ、まだあまり時間がたっていないというのはこの作品を観るためにはマイナスな要素が大きいと思うのです。
なんか、ハビエル怖く感じちゃうのです。
いつおかっぱヘアの殺人鬼に変身してしまうのかと思ってしまうのです。
で、最初の若いうちはよかったのですが、だんだん、その濃さが不快に思えてきて、顔もなんだけど演技そのものが濃くて厳しい状態になってしまいました。
メイクがすごくて、特に髪の毛なんてどうやって作っているのかじっとそこばかり目が行ってしまったのですが、あれはかつらなのか実際に抜いてしまったのか、とにかく凄いの!
しかし、あの年になっても…、男性はみんなそんなものなのですかねえ。
半分はあきれてしまったのでした。
それは小説の中のお話で、実際にそんな男性が存在(しそう)したなら、やっぱり気分がいいものではないよなあ…と思わざるを得ない作品でした。
★★★★★★☆☆☆☆
by chikat2183 | 2008-07-25 23:39 | 映画2008