「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
2008年 06月 14日お帰りインディ!
お帰りハリソン!
思わずそう叫びたくなるような懐かしさ。
前作の作り方を変えずにアナログなアクションと(CGも酷使しているところはたくさん見受けられますが)アトラクション的な出し物(?)で観客をひきつけていたことは確か。
ただし、ハリソンがおじいさんになってしまったことは間違いないのでその点はちょっと厳しいかも。
でもあの年であそこまでアクションをこなしたということは尊敬の念に値すると思います。
絶対本人じゃなくてスタント!と思わせる箇所もなんどかあったけれども、そんなこと気にしていたらつまらなくなっちゃうので全部ハリソンがやったと思いこんでみたほうが絶対に楽しめると思います。
よれよれになりながら戦い続ける彼ら…。
絶対に死なないことが保障されているわけだから、どんなにすごい崖から落ちようが虫に襲われようが、悪い奴らが大勢で押し掛けようがお構いなし…って本当に痛快。
類い稀なる才能、ジョージ・ルーカスとスピルバーグが手を組んで作り上げた超大作はそれなりにファンを満足させた出来上がりだと思います。
シャイア・ラブーフも顔を見慣れてきたせいか、違和感なく迎え入れられました。
まだまだ若いからこれからだと思うけど、こういった大作に抜擢されて重要な役どころを演じるわけだからきっとめちゃめちゃ光ってなくてもこれから大きく輝きだすダイヤモンドなんだろうなと思ったわけです。
あんな家族の中に生れたら、とかあんな役者たちと対等にとか思ったら彼だって相当なプレッシャーもあると思うけど、彼だってヨレヨレになりながら頑張っていました。
カレン・アレンはあの年になってもカワイイ!!
今思えばあのキャラだってすごいなあと思うのでした。
疲れた時にみてもなんだか爽快な気分になった1作でした。
★★★★★★★☆☆☆