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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「アフタースクール」

「アフタースクール」試写会 九段会館で鑑賞
「アフタースクール」_d0020834_9551220.jpg

このスチール、これで既に騙されています。
冒頭の彼らが中学生だった頃から、大人になった彼らにすり替わっていったところ。
別に深い意味があるシーンではなく、単に観客を惑わすための監督がこんな作品だよ!と知らしめさせるための1シーン。
この試写会に行くにあたって、連れが「つまらなそう、出演者が…、でも常盤貴子と佐々木がどうやら夫婦らしい。」
と余計な知識をつけてくれてしまったのです。
そこが本当に余計でして、全くガセネタでした、嘘八百。
そんな変な事言わないでいてくれたら、もっと楽しめたのに。
中学の時の同級生が大人になって今どうしているか、ほとんど知らないか、近所だから知っているか…、その微妙な付き合い度から生まれたサスペンスコメディ。
私の場合、ちょっと特別な環境かもしれませんが、中学の同級生ってこの年になってもたいがい誰だかわかるよね。
それは中学の3年間だけではなくその後もずっと一緒に成長し続けたから…というわけでもないような?
やっぱりあの学校は集まっている人間が特殊なのか、きっとそのころもほとんど勉強しないで遊んでいたからだと推測。
黒板や教科書に目が向いていたら友達の顔忘れていたかも…、なんて余計なことですが。
そんな中学の同級生、名前と顔が一致しないというところから話がごちゃごちゃしていくわけです。
内容は見てのお楽しみ、心地よく笑って心地よくだまされましょう。
騙し方がとても映画的で、これは舞台とかTVの世界ではつくれない手法が好きです。
スケール感とか全然ないのに”おもしろい映画”という世界が体験できたと思いました。
堺雅人ってすごくおかしいです。
あまり画面で拝見したことがなかったと思うのですが、すごく自然体で影が薄いのにインパクトがあって。
大泉洋はあまり好きじゃないんだけど、今回とても真面目でおいしい役なのですが、どうも、佐々木蔵之介と逆にしたほうがより面白かったように感じますが。
★★★★★★★☆☆☆
by chikat2183 | 2008-05-05 22:55 | 映画2008