「いつか眠りにつく前に」
2008年 01月 28日病床に伏せる老齢の婦人が夢うつつの中で自分の恋愛を懐古するラブストーリー。
現在の彼女や家族とのやりとりと過去が特別な関連もなく断片的に切り替わるので、誰にも感情移入できにくいです。
とはいっても、介護する家族とか、やっぱり病床に伏せる母おやにはちょっと入り込んじゃったかな?
現実味がありますものね。
といって、過去のお話画中心なので現代のお話はどうってことないんですが。
余りにもシーンの変わり方が激しいので戸惑うことしばし。
ラブストーリーにも特に起伏があるわけでもなく、珍しいものは特にないので、カット割りで起伏をつけたのかも。
でも、昔の奥ゆかしい女性たちはあれぐらいでも大恋愛だったのかもしれません。
なんてなんかピュアな恋心感じました。
過去マリッジブルーのライラのベッドにアンがもぐりこむシーンと対比して、現在病床に伏せるアンのベッドにライラがもぐりこむシーンは固い友情を感じますけど、初めてみたシーンかも。
あんな世界欧米にはあるんですかね?
過去のライラを演じた女の子どうもパリス・ヒルトンにみえちゃったんですが。
(かわいいけど軽くみられすぎて失敗じゃないかという意味)
メリル・ストリープ、貫禄。
久しぶりに年相応の役柄、あまり出演時間は長くないですが「来た!」という存在感です。
逆に、グレン・クローズは誰でもよかったよぷな、ちょっともったいないですね。
クレア・ディンズがやっぱりかわいいと思えませんでした。
★★★★★★☆☆☆☆