「ぜんぶ、フィデルのせい」
2008年 01月 17日舞台は1970年代のフランス。この世に存在はしていましたが、やっぱり政治も宗教も世界情勢もなにもわからずお気楽にすごしていたそのころ。
アンナという9歳の少女の生活のすべてが一転します。
全編子供の目線で「何で?」と訴えます。
何の不自由なこともなかった生活から思想上の問題で子供の生活までもが変わってしまったのです。
アンナを演じるニナ・ケルヴェルちゃん、とにかく美形な女の子。
着ている洋服もまるでお人形さんで、ワンピースも制服もセーターもみんなかわいい。
娘がいたら着せたいけど最近の子供たちはそんなフランス人形のようなかわいいワンピースとかはキライなんですよね。
そんなかわいい洋服を着ても、窮屈な生活を余儀なくされたのでずっとしかめっつらというか、ふくれっつら。
それがまたかわいい。
弁護士だった父親と雑誌記者だった母親がある日突然共産思想運動に、それがフィデル・カストロのせいだとわかったけど、一体フィデルは何者?
と問いかけます。
いつもながらお気楽な学生生活をしていた私もフィデル・カストロが何者だか勉強してないし、知らないし。
受験でもしてれば少しはわかっていたんだろうな。
フランス映画なのでそうとうすごいことを言っているにしても耳障りがやわらかい。
とにかくこのお人形さんのようなかわいい女の子の演技みてあげてください。
★★★★★★☆☆☆☆