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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「ベオウルフ/呪われし勇者」

「ベオウルフ/呪われし勇者」ユナイテッドシネマ豊洲SC7で鑑賞
「ベオウルフ/呪われし勇者」_d0020834_0353229.jpg

これ、ナントカキャプチャーで動きを写し取ったフルCGで、顔も何も全部CGのはずなのに、役者そのまんま。
なんだかそのナントカキャプチャーとやらでCGにする必要があったのかどうか、ちと疑問。
普通に役者に演技させて必要なところだけCGをつかう従来のつくり方でまずい箇所は一体どこなんでしょう?
とにかく、アンソニー、ホプキンス、アンジー、ジョン・マルコビッチ、ロビン・ライトペン、みんな本人のままなのでCGじゃないと思えば思えてしまいそうです。
私でも違いがわかったのは主人公のレイ・ウィンストンの体つきぐらいのもの。
もっと丸いよね。
あんなに腹筋割れている感じの人ではありません。
あの怪物のような人は役者じゃなくて初めからCGにしてあげれば良いのではないかとも思ったし、ロバート・ゼメキス監督は最近違う方向に向かっているような気がします。
CGのすごさの中でも、ベオウルフがアップになったときの顔がまる人間でした。
毛穴の隅々までが覗けてしまいそうな感じがとってもリアル。
ストーリーも中世ファンターで特にこれは面白いといわせるところもないし、CGというだけで「300」とかぶってしまっているといった感じは拭えません。
ムキムキ感は「300」のほうがすごいけど、こちらのほうが少し官能的かしら。
地下鉄の駅の広告はすごく魅力的だったけど、実際見終ったら思っていたものと大分違っていたようです。
ベオウルフがすっぽんぽんで戦うのですが、周りの人たちの動きで微妙なところを微妙な隠し方するのがおかしくて、それよりなんで素っ裸で戦うか、その哲学がわかりませんでした。
敵は鎧を着けてないとか言うのが理由でしょ。
わかったようなわからないような、変な理由だと思いました。
相手は自分より大きくて強いはずだから、そんなことが裸になる理由とは思えなかったのです。
★★★★★☆☆☆☆☆
by chikat2183 | 2008-01-02 23:58 | 映画2008