「チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授」
2007年 09月 17日エロティック・コメディとかいうジャンルになるのだそうな。この邦題からしてちょっと?だと思いませんか?『女教授の隠密な魅力』が原題。役者の名前を持ってくるのっていつも怪しいものが多いなと思っていたわけです。ハリウッドなんかもそんなの多いじゃないですか。でも、チャングムで大人気のチ・ジニが出ていてそんなにすごいのかと半信半疑で行ったけど、すごいのはムン・ソリばかりでチ・ジニは何だかわからない役でした。チジニってウソン氏と同じサイダスの所属なのにちっとも知らなくて「ウィンター・ソング」で初めて知った俳優さん。ドラマもたまには見ないとだめですね。で、ムン・ソリだって小さなころから不良みたいな役でフルヌードのベッドシーンもたくさんありましたが、ちっとも興奮するような要素はなく、なんだかエロティックさのかけらもないようなベッドシーンの演出でした。監督が自分でベッドシーンなんかに出演するから変なんだわ、きっと。きわどいベッドシーンなはずなのに二人とも上半身が醒めてるのです。顔なんかシラーっとしてて、演技にもなってないって感じがいただけません。ストーリーも全然わからなかったし、韓フェスで上映する価値があったのかどうかも疑問。笑えるところもないし、足が悪くて多少足を引きずっているムン・ソリの歩き方が一番セクシーで見所だったのかしら。チ・ジニもなんでこんな作品に出ているのかもわかりません。
韓フェスすでに10本ほどみたことになりますがいちばんひどいと思います。これ、韓国内での評判はどうだったんだろうって知りたくなっちゃう。ソン・ムリとチ・ジニの関係は小さいころ友達だったということなので怪しい絡みもないしね、期待してみにいくと完全な肩透かし。
こんなの上映するから韓国映画は…っていわれちゃうんじゃないかと思いました。つまらなかった。
★★★★☆☆☆☆☆☆