「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
2007年 05月 24日プレミアが武道館だったので全く行く気がしなかったので殆ど応募せず今日の最速に望みました。たった今戻ってきたところ,大正解。武道館で3時間これはきついわ!シネコンのシートでもかなり辛いのに武道館のスタンドのシートじゃ最悪。パイプ椅子も考え物。何度も懲りているので武道館だったらギリギリ2時間が限界。
ネタバレしますので未見の方は鑑賞後に読んでください。
そんなパイレーツ2時間ちょっとと甘い考えで望んだところ3時間弱でした。途中でちょっと飽きちゃいましたがクライマックスではまた画面に食らいついてました。とにかくエンタメに徹しているのはいいのですが戦いのシーンが殆どで疲れたのです。騙しあいと戦い,海賊の宿命,そして最後にちょっとだけLOVE。チョウ・ユンファが前半は相当引っ張っていたのですがあっという間に倒されたらそれ以降出てきませんでした。復活を望んでいたんですが。みんな復活しているのにチョウ・ユンファだけ復活しないのはちょっと残念。とにかく,今回一番思ったことはジョニーにキャプテン ジャック・スパロウがもう乗り移っちゃっていたということ。ジョニー・デップというスーパースターは存在してなくてそこにいるのは完全なジャック・スパロウだったのです。演技しているとかそんなものは全く感じられませんでした。完璧なCGとか,着ぐるみとかいろいろ見所はありましたが,大勢出てきたジャック・スパロウには思わず笑顔になってしまいました。全員衣装が微妙に違うのです。で,ジャックの金歯は今回銀歯も加わってまた増えていたんですけど。上前歯のほうまで金属が入りました。
11時過ぎまでやってて子供を連れてきてる親はどんなやつだと思いましたが,子供は絶対に飽きてしまいます。暗いシーンが多いしね,大人も3時間は飽きるでしょう。でも面白いです。もう少し短いと完璧なんだけど。
エンディングの後になにかあるだろうとみんな期待しているのでエンドロールが終わるまで誰も立たなかったのですが,初めに絞首刑になった(?かどうかは定かではありません)子供は最後に出てきた子ですよね。エリザベスは全くふけてなくて10年は感じませんでしたが。ということはまた復讐だの何だのということで続編はありえるということなんですね。
猿も大活躍ですが,やっぱりジャック・スパロウがすごくて来年のオスカーあげたいなとずっと思っていました。ジャック・スパロウを堪能する作品でした。
★★★★★★★☆☆☆