てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「トンマッコルへようこそ」

「トンマッコルへようこそ」ヤマハホールで鑑賞
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韓国では珍しいファンタジー作品だそうです。真夏のGTFでの試写会からすこぶる前評判のいい作品。あまりに期待していたらなかなか当たらなくてやっと今日みてきました。基本は朝鮮南北戦争。よくわからないけれども、南北戦争でもヤンキーとか他国の応援ってあったのですね。第一次世界大戦と混ざり合ってそのあたりのことが私はよくわかっていなかったのですが。そんなときに山奥に「トンマッコル」という村があってみんな平和に暮らしていてある意味文化が遅れていてみんなが純粋に生活しているところ。そこに3組6人の戦士たちがやってきて一緒に生活をしていく、お互いはじめはいがみ合ったりしているけれども村の人たちの純粋さの中で自分たちも純粋さを取り戻していく癒し系の作品。トンマッコル=子供の純粋さみたいな意味らしいです。規模は小さいけれども戦争の痛々しさも随所に入れられ反戦に対するメッセージもとても感じられます。めちゃめちゃ有名な俳優さんは出ていませんがどの人も何気に見たことのある人たちです。特にカン・へギョンの不思議少女ぶりがものすごく印象に残ります。「オールド・ボーイ」の時よりも数段存在感アリ。たぶんこの子が癒し系の中心。特別美人でもないしとても不思議な空気をかもし出しています。文化の違いによるさまざまなおかしさが爆笑を誘います。そして田園風景を初めとする映像美の世界。ポップコーンが降ってくるシーンはこんな世界はじめてみたと思いました。場内大爆笑だけれど、そんな発想気がつかなかったですもの。いのししを退治する場面や蝶が飛ぶシーンはGCが使われていますがこれもなかなかいいです。蝶は特殊なときにでてきてなかなか大きな役割を果たしています。そんな感じに色々な要素がてんこ盛りに詰まっているけど変な嫌味も無く上手に作られています。基本的に戦争映画がだめな方ちょっと目を瞑っていただいて、他の場面はじっくりとみて癒されていただきたいです。ベタな恋愛はなしでなく韓国映画のパワーを見せ付けられた作品。面白いです。★★★★☆
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by chikat2183 | 2006-09-25 22:08 | 映画2006 | Comments(8)
Commented by Ageha at 2006-10-07 17:08 x
反戦映画というよりは南北統一への願いがこめられた映画のような気がしました。

戦争ものなだけに残酷なシーンも当然あって
それに対して目をそむけてはいけないから
正直に殺戮シーンもいれてますが、それ以上に
なんだかアメリカを悪者にしたような展開と
それからやっぱり防衛のための戦いは容認しなきゃいけないって言う部分で
・・・ファンタジーならファンタジーで見せてほしかったと言う気持ちもちょっとあり。

さすがにチョウチョで撃退、ポップコーンで和解って
この村の外ではそないにうまくいかないんですね・・・。(笑)
せっかく分かり合えた北と南の兵士の結末が切なかったです。
Commented by chikat2183 at 2006-10-07 23:56
Ageha さま
確かにそうですね~、反戦よりも南北統一。
戦争のシーンも入っていることでいい作品に仕上がっていると思いました。
あんまりファンタジー過ぎても社会的なメッセージが無意味な感じになってしまいますものね。
戦争で始まって戦争で終わって、仕方が無い終わり方なのかな?
ラストは涙ですよね…。
Commented by あっしゅ at 2006-10-29 14:42 x
こんにちわ。あっしゅです。
観ましたよぉ~。

戦争と平和の両面で考えさせられる映画でしたねぇ。それでいてジブリっぽくて楽しませてもらいました。
”800万人が笑って、泣いた”という意味がわかったような気がします。
Commented by ノラネコ at 2006-10-30 00:28 x
なんとも不思議でユニークな映画でした。
どんな映画にも似てない。
あえて言えば実写版ジブリアニメでしょうか。
久石譲が音楽なのもあって、ビジュアルイメージはかなり被りました。
もし日本で作ったら、本当にアニメで作られてたかもしれません。
力作でした。
Commented by chikat2183 at 2006-10-30 08:48
あっしゅ さま
あえて触れなかったのですが、ジブリといってしまうとそれで収まっちゃいますよね。
こんなに音楽のイメージが強い力を持っているって思っていませんでした。
ポップコーンのシーンなんてきれいだけれどアニメって言われたらそうかー!って思っちゃいますよ。
Commented by chikat2183 at 2006-10-30 08:53
ノラネコさま
確かにファンタジーですからアニメでもいいかもしれませんが、そうすると、カン・ヘギョンのあの不思議な存在感は生まれてこなかったわけで、そういう点から見てもユニークでした。
楽しかったですね!
Commented by kimion20002000 at 2007-03-11 11:48 x
TBありがとう。
第一次ではなく、第二次世界大戦ですね。
終戦後、連合軍(アメリカ)と共産軍(中共)に南北がオルグされて、それぞれが、傀儡政権となり、朝鮮分断、内戦に入っていくんですね。最終は、38度線になるわけですが、日本は連合国の後方支援基地となって、「朝鮮戦争」特需がおこるわけです。そして、その構図の固定化が60年安保条約なんですね。
Commented by chikat2183 at 2007-03-11 12:36
※kimion20002000さま
歴史詳しいですね。
いい年なのに、近世の歴史何も知らない。
この前も学校で習わなかったよねー、と友人たちと話していたら、近世(昭和)は自分で勉強しなきゃ無、といわれました。
どんどん時代が流れていて追いつきません。
何も知らず、自分が歴史となるんですね。