「ワイルドスピード×3 TOKYO DRIFT」
2006年 09月 13日今回はポール・ウォーカーも出ていないし、とはいいながらポールに似た雰囲気を持った老け高校生が主人公。(ポールのほうが数段かっこいいです。)いったい彼は何歳なの?シリーズはどれもレースのはなしですがストーリーが一応あるんだけれども結局は車が主人公。舞台は東京なのに出てくる場所がどこも胡散臭いし出演者も胡散臭い。たしかにカーレースの迫力はあるけれどもアメリカ人が作るとこうなってしまうのでしょう。日本人の出演者はみんな台詞があるようなないような役なのに配役としては面白いです。あの人たちみんなカメオなのだそうです。すごいね。柴田さんもKONISHIKIも、監督がどうしても使いたかった妻夫木くんも。千葉真一は迫力あるんだけど、途中偽者じゃないかと思ってしまうほど顔がいつもと違う感じ。彼は正義の味方ばかりかと思ったけどこの役はマフィアのボスらしい。あまりに胡散臭ささが強いのでレースの一番のクライマックスでちょっと眠くなってしまいました。なんでだろう。同じドリフトだったら「頭文字D」のほうが面白かったとおもいます。使っていたコースも同じようなところでした。車の好きな人にはたまらないかもしれませんが、物足りない作品でした。ナンバープレートもTOKYOなのに大宮とか多摩とかだったような。最後にレースの相手として出てきた人はカメオ出演ですか?急に出てきたので思わず笑ってしまいました。ムキムキさは健在でした。その頃の彼を知らないのですが、彼はシリーズ1作目に出ていたのですね。仕方ないね、ポール・ウォーカーも去年あたりにやっと覚えた顔ですもの。カメオ出演の彼は土俵をあっちに変えてよかったのだと思いますよ。★★☆☆☆