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てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「トンケの蒼い空」

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2003年 韓国
解説: 『友へ チング』のクァク・キョンテク監督と韓国映画界の人気俳優、『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンがタッグを組んだ青春映画。父親役は『KT』や『箪笥』のベテラン、キム・ガプス。方言をマスターし、地方都市で暮らすサエない青年に身も心もなりきったチョン・ウソンの渾身の演技は必見。不器用な人生の負け犬が少しずつ成長して“ヒーロー”になる姿は爽快。

ストーリー: 幼いころに母を亡くし、近所でご飯を食べさせてもらっていたチョルミン(チョン・ウソン)の愛称は“トンケ=野良犬”。高校を中退した彼は、ぶらぶらしながら刑事の父(キム・ガプス)と暮らしていたが……。(Yahoo!ムービーより抜粋)

トンケ=野良犬 小さいころから(刑事の父がいるにもかかわらず)野良犬のように育った少年。子役の子はいいんだけど前半のサッカー少年の役、ちょっとなあいきなりこれはNG。ハングルが読めれば高校か大学かわかったと思うけど高校中退って出たときに「ゲッ!」っと思ってしまいました。あまりに老けてる高校生。体が出来上がりすぎごっつ過ぎ。たかが高校2年生の補欠選手なのに、無理すぎ。とはいえ演技はすごいんですよ。ウソンが演じているトンケは根はすごくいいやつなんだけど、切れやすい、喧嘩っ早い、頭は鈍い…。サッカー少年を演じているときから頭ぼさぼさ緑のジャージ、口を開いたまま馬鹿面(失礼しました)全くパクウィの面影はナシ。ダサすぎ。馬鹿面がそれだけで笑えます。この人本当にこうなんじゃないの?っておもいます。初めて「ギルバート・グレイプ」でディカプリオをみたときのような「アイアム・サム」でショーン・ペンを見たときのようなそんな感覚。ウソンのこと知らなきゃ絶対にそう思う。劇場公開が「消しゴム」の後だったと記憶しているのでまだよかったかも。ほのぼのしている作品なんだけどケンカのシーンも多くチンピラもたくさん出てくるし、「チング」の監督さんだなってわかります。父親役のキム・ガブスがとてもいいです。忙しくて息子の面倒をみられないのにすごく愛情が伝わってきます彼の演技に涙かな?最後喧嘩に勝って終わるんだけど、内容は父子の愛情だったんですね。まさにウソン、こんな役でもやります!と言う感じです。これも役がチャン・ドンゴンとかぶっているような気がします。同じキャラとは思えないんですけど。
by chikat2183 | 2006-07-13 20:51 | DVD