てんびん座、O型、人生だらだら、そんな私の記録です。映画とおいしいものがすき。

by chikat

「デイジー」

「デイジー」よみうりホールで鑑賞

チョン・ジヒョン×チョン・ウソン×アンドリュー・ラウ。この3人のコラボレーションの妙。思っていたようなこてこての韓国恋愛映画とは一味違ったつくりになっていました。そこは、アンドリュー・ラウ監督の作る男の世界に一歩踏み入れた感じがありました。そしてオランダの美しい風景。まっさらなすごい純愛映画。恋愛映画じゃなくて純愛映画ですよ。キスシーンもなければハグもない(1回はあるんですけどね)。チョン・ジヒョンにいたっては銃撃戦に巻き込まれ声を失い…です。あのウソンがジヒョンを抱き上げているシーンは完全なる思い込みで『病気で死ぬ』だったのですが違っていました。思い込みはいけません。やっぱり『インファナル・アフェア』を思い出させるマフィアだの暗殺だのが組み込まれていますが、大半はウソン、ジヒョン、それに加わるイ・ソンジェこの3人の三角関係にイライラが募るばかり。三角関係も3人それぞれの視線から懐古されていますが、何だろうこのもどかしさ。たぶん、このいらいらを見せる事によって観客をひきつけているんだと思います。ストーリーもこの上なくわかりやすいのに、どうせなら最後に本当の暗殺者は誰か…みたいな種明かしはいらないと思うし、逆に犯人でも良かったんじゃない?ボスとパクウィの信頼関係というか上下関係が今ひとつ伝わらなかったところが残念。というか余りそっちのマフィアの世界はもっと減らしても良かった気がしました。でもそんなに重たくはないです。雨のシーンのフラッシュバックで見せるところはすごくうまいと思いました。たぶんこだわりのシーンだと思う。監督はアンドリュー・ラウだけれども、脚本は「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン。書いている脚本はみんなラブストーリーだけど、これがコメディーになったりならなかったりするのはやはり監督の考え一つなんだなと思いました。チョン・ジヒョンが「猟奇的な彼女」はコメディーをとったのではなく監督の言うとおりにしたらコメディーになった。ということはこれも監督の手腕で純愛になったのでしょう。セリフを言わないチョン・ジヒョンがする目の演技は、はじめパクウィのことを嫌っている姿がすごく印象的。同じようにパクウィの殺し屋のくせに彼女に自分の気持ちを素直に言えない純情男の役がなかなか味がある。っていうか、ウソンはやっぱり素敵です!!これはおばちゃまたちがメロメロになるのもわかる気がします。そんなウソンを見に来た人たちで今日の試写会は大入り満員。オランダって風車のイメージだけどそんなところは映さずにのんびりした田園風景や町並みがとても美しいです。そしてバックに流れるBGMのクラッシック。とても不思議な感覚にのめりこんだ作品でした。中途半端は否めませんが結構好きかも。★★★★☆
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by chikat2183 | 2006-05-15 23:30 | 映画2006 | Comments(16)
Commented by yuzu-man17 at 2006-05-17 08:25
そうですねぇ。マフィアの世界がほんと中途半端な感じだったかも。でも音楽や映像は素敵でしたね。
Commented by chikat2183 at 2006-05-17 14:20
yuzu-man17さま
TB,コメントありがとうございます。
中途半端ながらも螺旋階段のシーンとか、なんかこだわりがありましたよね。
「インファナル・アフェア」もう一度見ようかな…なんて思いました。
また伺わせてくださいね。
Commented by こーいち at 2006-05-30 15:46 x
こんにちは。
TBありがとうございました。
すごく仰られていることに共感できて
頷きながら記事を読ませていただきました。
マフィアのところは減らしても良かったですよね。
3人をもう少し深く描いて欲しかったです。
オランダの風景や音楽は素敵でした☆
Commented by charlotte at 2006-05-31 16:00 x
こんにちは。
実は韓流ってあまり見ないんです。
恋愛映画というより、純愛映画…ってホント!こういうのオバ様方は大好きでしょうねえ。
って言う自分もおば様ですが。^_^;
現実離れした設定が、かえって突っ込み出来ずに物語りに入り込めてしまい、涙でしたわ…笑
Commented by chikat2183 at 2006-05-31 22:04
こーいち さま
TB、コメントありがとうございました。
ヨーロッパへ行った事が無いので是非1度行って、日本でなじみのない黒いチューリップ見てみたいです。
オランダロケの韓国映画、見る前は違和感がありましたが見たらOKでした。
Commented by chikat2183 at 2006-05-31 22:07
charlotte さま
映画語るには何でも見ないと…、って。私も3年ぐらい前までは邦画も見ませんでした。
でも観始めたら結構面白くて作品数が急激に増えちゃったんです。
それ以来、ジャンルは問わず…にしました。
子供向けも割りと面白いんですよね。
ちょっと馬鹿に出来ませんね。
Commented by あっしゅ at 2006-06-02 23:47 x
あっしゅです。TBありがとうございます。この映画予想通りすごく良かったです。三角関係ですが、パクウィがすごく切なくて、好きなんだけどうまく表現できない彼の気持ちすごく共感できて思わずなきそうになりました。チョン・ジヒョンは「猟奇的な彼女」のイメージが強くて、今回運悪く喉に弾があたり声がでなくなっちゃったんだけど、最高の演技でした。最後、絵を掲げた時、出るはずの無い声が出て、パクウィに気持ちをぶつけて欲しかったです、正直。そうだったら、10点満点でしたねぇ。
Commented by chikat2183 at 2006-06-03 10:04
あっしゅ さま
来日時のインタビューなど最近TVに良く出てきていますよね。
チョン・ジヒョンは「猟奇的…」のころより大人になってすごく落ち着いてきたと思います。
しっとりとしてますよね。
今後ますます素敵な女優さんになって欲しいと思っています。
Commented by cyaz at 2006-06-05 08:42 x
chikatさん、こんにちは^^
TB返し&コメントありがとうございましたm( )m

この映画、舞台をアムステレダムで撮ったことが正解だったと思います。自然な背景を織り込んで進むストーリー展開は、もし韓国で撮っていたとしたら、やや重苦しい作品に仕上がっていたはず・・・。 でもクァク・ジェヨン、いい本書きますよね~^^
Commented by minoco at 2006-06-05 23:44 x
はじめまして!
好きなことが似ていたので、これからは時々拝見させてもらいます。
チョン・ジヒョンとチョン・ウソンファンの私には、待ちに待った作品でした。
本当に風景が美しかったです。
Commented by chikat2183 at 2006-06-06 08:28
cyaz さま
韓国には何度も行きましたが、ソウルと釜山しか行ったことがなく、ああいう田園風景には出会ったことがないので国内で作っていたら別作品ですね。
美しい国というイメージはないですものね。
日本の方がキレイかもしれませんね。
Commented by chikat2183 at 2006-06-06 08:30
minoco さま
コメントありがとうございます。
私も、チョン・ジュヒョンもチョンウソンも好きですよ。
あんまり好きというと追っかけおばちゃんに思われるので言いませんけど…。
またきてください。よろしく!!
Commented by tomozo at 2006-07-12 12:55 x
チョン・ウソンにはまってるみたいですね〜(^^)。いろいろ読んでたら、ヨン様となどの韓流四天王とかはテレビドラマが主流で、チョン・ウソンやチャン・ドンゴンは映画を主流に活躍してるんですね。やっぱり力があるんでしょうね。アナザーバージョンもみたいんだけど、みれるかなぁ。
Commented by chikat2183 at 2006-07-13 10:10
tomozoさま
アナザーバージョン明日までですよーーー!!
がんばってみたほうがいいと思います。

チョン・ウソンにはまったと自分でも思ったけどこうやってDVDみ続けてるとそうでもないって気がしてきた。
こういう見方ってよくないと思うけど気になりだすと全部徹底的に見続けるのです。
ジョニーもドラマ「ジャンプストリート」以外は相当みたけど、初期のころの作品飾りっぽい使われ方であまり記憶に残っていないんです。
記憶に残る作品って言うのがやっぱり」名作なんでしょうね。
Commented by タオ at 2007-02-18 01:41 x
TB及びコメントまで頂きましてありがとうございました。
この作品はチョン・ウソンが特に良かったですね。
アンドリュー・ラウ監督の次回作が楽しみです。
これからも宜しくお願いします。
Commented by chikat2183 at 2007-02-18 19:33
※タオさま
TB、コメントありがとうございます。
ラウ監督の次作は「傷城」トニー・レオンと金城武共演作品で、香港ではお正月大ヒットしたようですね。
日本公開が楽しみです。
こちらこそよろしくおねがいします。